ようこそ “もめん” です。
憧れの地中海クルーズを初めて体験したので、クルーズの魅力や失敗談などクルーズの楽しみ方をお伝えします。
いつかクルーズ旅行に行きたいと思っている方の参考になれば幸いです。
Contents
豪華客船MSC MERAVIGLIAで行く地中海クルーズ12日間
☆地中海クルーズを選んだ理由
一生に一度はクルーズ旅行をしてみたいな~と、ずっと考えていました。
船の上で海を見ながらゆっくり流れる時間に、日常を忘れたいと思っておりました。
初めてのクルーズなので、個人で行くにはちょっと不安がありツアーを選びました。
12日間の日程のうち7泊8日のクルーズで、イタリア、マルタ共和国、スペイン、フランスの4カ国 6つの寄港地をめぐり、たくさんの観光地を訪れるスケジュールが予定されています。そして、下船後はミラノでの自由観光もあって、見どころ満載なところがとても魅力的だったからです。
☆今回乗船した客船は
今回乗船した客船は、イタリアの客船 MSC MERAVIGLIA(メラビリア)号
総トン数:167,600トン 全長:315,83m 高さ:65m 乗客定員:5,714名
19デッキまであり、私たちの部屋は10デッキのキャビンNo.10231 海側キャビンでした。
デッキ6中央には、LEDスカイスクリーンのある95mの地中海スタイルの遊歩道があります。天井のドームはスクリーンになっていて、毎日スクリーンを使ってドームショーが行われます。
船の中だけでもお楽しみが満載です。船の中を探検して、あちらこちらに行ってみるのも楽しかったです。様々なアクティビティーとサプライズで、心が毎日踊ります。
乗船後に、避難訓練がありますよ。キャビンの入口の戸に避難場所が書かれています。アナウンスがあったらクルーズカードを持って、避難場所に移動します。
毎日朝に、船内新聞が部屋(キャビン)に届けられます。船内新聞を見て、アクティビティや食事の計画を立てました。船内新聞は、日本語で書かれていたので安心でした。日本人スタッフがいるときは、日本語で書かれた新聞も配られるそうです。
☆日程
成田空港からイタリアミラノまで飛行機で行き、ジェノバで客船に乗り7泊8日のクルーズ。下船後ミラノに戻り観光を楽しみました。
日目 | 国名 | スケジュール |
1 | 成田空港発 | |
2 | イタリア | ミラノ着、ジェノバへ |
3 | ジェノバ観光(コロンブスの家ほか)後、MSCメラビリアに 乗船。ナポリに向けて出港 | |
4 | ナポリ入港、カゼルタ観光(ガゼルタ宮殿ほか)後、 メッシーナに向けて出港 | |
5 | メッシーナ入港、タオルミーナ観光(ギリシャ広場ほか)後、 ヴァレッタに向けて出港 | |
6 | マルタ | バレッタ入港、ヴァレッタ観光(マルタ騎士団の館ほか)後、 バルセロナに向けて出港 |
7 | 終日クルージング | |
8 | スペイン | バルセロナ入港、バルセロナ観光(サグラダファミリア、 グエル公園ほか)マルセイユに向けて出港 |
9 | フランス | マルセイユ入港、マルセイユ観光(ノートルダム寺院ほか) 後、ジェノバに向けて出港 |
10 | イタリア | ジェノバ入港、下船後ミラノへ。ミラノ観光 |
11 | ミラノ観光後、イスタンブールへ | |
12 | トルコ | イスタンブール空港から成田国際空港へ |
☆訪れた場所
船内でのゆったりとした時間を満喫し、アクティブにたくさんの場所にも訪れました。とても有意義な充実した12日間でした。
写真左は、「スター・ウォーズ」の撮影場所として有名なカゼルタ宮殿 右はサグラダファミリアです。
訪れたところを書き出してみました。
フェッラーリ広場、コロンブスの家、レストラーデヌオーヴェとパラッツィデイロッリ邸宅群、ポッカダッセ村、
カゼルタ王宮、
ギリシャ広場、4月9日広場、
マルタ騎士団の館、アッパーバラガーデン、聖ヨハネ大聖堂、
サグラダファミリア、グエル公園、カサ・ミラ(ミラ邸)、市場、
ノートルダム寺院、マジョール大聖堂、旧港、
ドゥオーモ、ミラノ商店街アーケード「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」、スフォルツェスコ城、ミケランジェロミュージアム、イスタンブール空港
どうですか、たくさんのところに行ったでしょ。私たちは今まで行ったことのないところばかりでしたから、どこも素晴らしく感動しました。
ヨーロッパは、歴史的な昔の建造物や遺跡が綺麗に残されていて保存状態がすごく良いですね。素敵なところばかりでした。
クルーズの魅力
豪華客船で行くクルーズの魅力は、なんといっても非日常的な豪華さと優雅さかな~と思います。
日常を離れ、海の上で波音を聞き、太陽にキラキラと光る波を見ながらボーとします。心地よい時間が流れます。
海の上に輝き昇りくる朝日を見ながら朝食をとります。力強い朝陽に元気をもらい、一日がスタートします。
眩しく海に沈む夕日の美しさに感動します。
昼は海鳥の鳴き声を聞き、体に波風をうけ、白く流れる雲に癒され、夜には島々に揺らぐ明かりに目を凝らし、船は海の上を進んでいきます。
国を追われ、安住の地を求めて苦しい日々を送っている人がいる現実を受け入れられないほど船の上は別世界です。
夜寝ているあいだに、船は次の寄港地まで移動します。だからホテルごと移動している感じで体がとても楽です。
部屋にはクローゼットがあって、服やスーツケースはクローゼットの中にしまっておけます。大きな荷物を持って移動することが少ないので楽ちんなんです。
寄港地についたら小さなバックに必要なものだけ持って、観光に出かけます。
食事は、ビュッフェレストランを朝6時から利用できます。夕食はメインレストランで好きなメニューをオーダーできます。
ディナーは、好きな前菜・メイン・デザート・飲み物を選んでオーダーします。毎日違うメニューが用意されています。
レストランで働いている方は、東南アジア系の方が多く、みなさん陽気で楽しかったですよ。
毎日キャビン担当者が、キャビンの掃除やベッドメーキングをして下さいます。
私たちのキャビンの担当は、挨拶がさわやかなフィリピンの青年でした。片言の英語で質問すると、笑顔で一所懸命に説明してくれました。
夢のような毎日です。
はじめてのクルーズ!これだけは準備して行こう
✎ ドレスコード
クルーズ中、夕方以降の服装について決まりが設けられます。おすすめのドレスコードは、毎日配られる船内新聞に書かれています。
今回のクルーズでは、エレガント(フォーマルな服装で)が2回、そのほかにホワイト、トロピカル、60年代70年代というドレスコードの日がありました。
フォーマルの日はみなさんおしゃれに着飾ります。日本の方は、着物を着る方もいて、心意気が素晴らしいです。
乗船する船では、ドレスコードがあるかどうかを確認しておくべきです。ドレスコードにあわせた服装を持参しましょう。フォーマルの日以外は、アクセサリーや小物などで対応することもできます。
考えながら服を準備するのもクルーズ旅行の楽しみの一つです。
✎ 日本的な食べもの
何日も洋食ばかりだと落ち着かない人は、ちょこっと食べられる日本的な食べ物を少しだけ持っていかれると良いです。
インスタント味噌汁、ティーバックまたは粉末緑茶、あられやお煎餅、アルファ米のおにぎりなどがあると元気を取り戻してくれます。
お湯は、ビュッフェレストランで自由にもらえます。
✎ クレジットカード
船内のお会計はクレジットカードで行うのが効率的です。乗船するとクルーズカードが一人ずつ発行されます。クルーズカードにクレジットカード情報を登録する事で、船内の支払いがクルーズカードの提示で可能になります。
クルーズカードには、3つの役割があります。①キャビン(客室)の鍵になります。②乗下船時の身分証明書になります。③船内での買物や支払い時に使用します。
下船時の会計は、CREDIT CARD PAYMENT INVOICE にサインするだけで行えます。クレジットカード登録しておくことで、カウンターに並ぶことなくスムーズにお会計を行えますよ。
✎ 持っていくと便利なもの
変換プラグ、スリッパ、双眼鏡、サングラス、水着、お湯を入れる水筒があると便利です。
クルーズ旅行失敗談
✔室外アクティビティを楽しみたければ季節を考えよう
ウォータースライダーや屋外プールで泳ごうと水着を勇んで用意していきました。でも船の上は風が冷たいです。係員がCome on!Please Try!と手招きしてくださいましたけど寒さで断念。(><) 室内プールやジャグジーは快適に利用できます。
室外アクティビティを楽しみたければ暖かい季節に行きましょう。
✔日本食が恋しい
やっぱり日本人です。6日を過ぎる頃から、日本茶が恋しく、日本食が食べたくなりました。食事は大切ですね。味付けが段々気になり出し、食欲がなくなり、元気が出なくなってしまいました。
有料レストランでお寿司などを食べることもできますが、日本的な食べ物を少しだけ持っていくと良いですね。
私は用意していかなかったことをすごく後悔しました。
✔ドリンクパッケージチケットは必要ない
乗船時に、乗船手続きのため一人ずつ写真撮影があります。写真撮影の列に並んでいるとチケットを売りに船のスタッフが来ました。
コーヒーのチケットだったりお酒のチケットだったりします。チケットは数枚束になっていて、お得になっていると言います。
お得感につられて購入してしまったのですが、まったく必要ありませんでした。後ですご~く後悔しました。チケットを使用できるお店が限られていて、メニューも限られていました。
ドリンクパッケージチケットは必要ないかな~と私は思いますよ。
✔船酔い
乗船一日目、夜になると嵐に遭遇したのか、キャビンの窓に雨と風が叩きつけられ、船は大きく揺れました。
私は、船が左右に揺れるのを両足踏ん張って耐え、キャビンの壁に備え付けられているテレビモニターから明日のシアターでのショーの申し込みをしました。
シアターでのパフォーマンスショーは、事前申し込みをしておくことで確実に優先的にシアター会場に入れます。予約していなくても、ほとんどの会場で入場することはできるのですが、申し込みした人が優先なので、会場入口で待たされます。
モニター操作方法がよくわからなくって、何度も何度もやり直してやっと申し込み完了しました。
と同時に吐き気が!!!! 吐きました。(><) 苦笑
船が揺れたのは、この日だけです。あとの日は全然気にならなかったです。酔い止め薬は、一日目に飲んだだけで済みました。
クルーズの楽しみ方
クルーズでは、ゆったり自分だけの時間を満喫するのも良いでしょう。でも、人との交流が、クルーズをもっともっと楽しくさせてくれますよ。
今回のクルーズで、旅を楽しんでいる旅の先輩に出会うことができました。
クルーズも何回も経験していて世界中いろんな国を巡っている旅の強者たちです。
70代のご夫妻は、毎年ご夫妻で、世界中いろんなところに行かれているそうです。70歳を過ぎてもすごくアクティブに旅行を楽しんでいらっしゃいました。
旅のアドバイスをたくさん聞くことができましたよ。
そして、あるご夫妻には、ツアーを離れ、バルセロナの街を案内していただきました。
数時間ですがツアーを離れて自由行動するので、ツアー離脱申請書を書いて提出します。ワクワクドキドキでしょ。
歩いて街を移動しました。バルセロナの街は、道路が広い!歩道もひろ~い!おしゃれなんです。美しい並木そして街灯と一体化しているベンチがあります。
カサ・ミラ(ミラ邸)は8回まで階段で登りました。エレベータを使わずにです。心臓が破裂しそうでしたよ。でも、こんな経験はできないですから、良い思い出になりました。
市場やマーケットにも行きました。バルセロナ市民の生活をちょこっとのぞき見た気がします。
ミラノでの自由行動でもご夫妻にお世話になりまして、ミラノ鉄道や地下鉄に乗って、ダ・ビンチミュージアムやスフォルツェスコ城、センピオーネ公園などを見学しました。
ご夫妻のおかげで、楽しい冒険を経験させていただきました。
このように旅には素晴らしい方々との出会いがあります。
人との出会いが旅を何十倍にも楽しく貴重なものにしてくれることを実感しました。
おわりに
ずっとずっと前からいつかクルーズ旅行をしてみたいという夢を持ち続けていました。
夢を持ち続けることが、夢を実現させる一歩なんですね。
夢のような12日間でした。
是非また機会があればクルーズ旅行に行きたいと思っています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。