ようこそ“もめん”です。
100円ショップで売られている「貼れるボード」をつかって、きめこみパッチワークの作品を制作しました。
一作目は、フルーツガーデンのオープンボードです。
図案を考えるところからはじめました。
布は、家にあったハギレを使用。
今回は、100円ショップで購入できる「貼れるボード」をつかって、世界に一つしかないきめこみパッチワークの作品をつくる方法をお話します。
作品画像
こちらが完成画像です。
A4サイズで、真ん中にFRUIT GARDENの文字を、そして上下に夫が育てている10種の果物を配置しました。
夫は、庭で果物や野菜をつくるのが趣味でして、夫がつくる果物をさまざまな布で表現してみました。
毎年たくさんの実を収穫できますように、そしてこれからも元気で果物や野菜作りができますようにという願いを込めています。
貼れるボード
きめこみパッチワークは、ボードの粘着面に布をはりつけながら、布の端をボードの溝にきめこんでいく技法です。
100円ショップで買える「貼れるボード」は、きめこみパッチワークに適した仕様になっています。
貼れるボードをつかえば、自分のデザインを作品にすることができます。
貼れるボードは、厚さ5mm、大きさ450mm×300mm。
好きな大きさにカットして使います。
今回は、カッターでA4サイズ(210mm×297mm)にカットしました。
ボードは、発泡スチロール状の軽いパネルです。
片面が粘着シートになっていて、表面の紙をはがすと接着面があらわれます。
◆◆100円ショップダイソーさんの貼れるボードは、2022年末頃から欠品状態になっています。原材料の高騰や円安の影響でしょうか…。お店の方に伺ったところ、ダイソーの商品配送センターにも在庫がなく、いつ入荷するのかわからない状態だそうです。同様の商品は、日本製でお値段は少々高めになりますがホームセンターや文房具店で購入できます。(2023年3月追記)◆◆
必要なもの
作品をつくるのに必要なものをあげました。
- 貼れるボード
- カッター
- 目打ち
- ハサミ
- ハギレ
- まち針
- 額など
つくり方
それでは、つくり方の手順をお話しましょう。
1.図案を考える
まずは図案を考えます。
仕上がり寸法の紙に、きちんと図案をかきます。
額に入れるようであれば、額縁を計算して図案を考えましょう。
図案は1枚コピーしておきます。
2.ボードに図案をカッターで描く
ボードにコピーした図案をかさねて、動かないようにテープで軽く固定します。
カッターをつかって、図案の上からボードに切れ込みをいれていきます。
カッターを少しずつ押し込むようにして切っていくようにしましょう。
3.目打ちで溝をなぞる
カッターでつけた溝を目打ちでなぞり、輪郭をはっきりさせます。
4.パーツごと布をカットする
布に型紙を合わせ、パーツの大きさよりも2㎜大きくカットします。
5.布をきめこむ
ボードの表面の紙をはがして、布をはりつけます。
布の端を、ボードの溝に押し込んでいきます。
顔の部分には、キルト綿をはってから布をきめこみました。
ふくらみをもたせて立体的にしたい時に使用する技法です。
少し立体的になったと思います。
6.額にはめ込む
すべてのパーツをきめこみ、出来上がりましたら額などにいれて飾りましょう。
ボードの厚みが5㎜あります。
出来上がりは、それよりも少し厚くなりますね。
厚みのある物をいれられる額が最適ですが、入手できないようであれば、裏の留め具のねじを少し緩めて入れてください。
まとめ:100円ショップの貼れるボードで、きめこみパッチワーク作品をつくろう
好きな図案をかいて、きめこみパッチワークのボード作品をつくる方法をお話しました。
100円ショップの貼れるボードをつかうと自分だけの作品をつくることができます。
図案を考える時と、どの布をどこに配置しようか考える時が一番楽しかったです。
布の色や表情によって、雰囲気がガラッと変わります。
そこが、きめこみパッチワークの面白いところなのかもしれません。
反省点も多々ありますが、おおむね自分の想いどおりの作品ができあがりました。
反省点を踏まえながら、2作目をつくりたいなと考えています。
出来上がりましたらまたご紹介させていただきますね。
2作品目が完成しました。
ご興味のある方はこちらの記事からご覧いただけます。クリックしてみてください。
本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。
次回もお楽しみに♪