ようこそ、もめんです。
今では誰もが知っている言葉……アンチエイジング。
若返りとか想像してわくわくした気持ちになる言葉……アンチエイジング…
医学として確立されていることをご存知ですか。
今までなかった新しい医学です。
医学としてのアンチエイジングについて、お話します。
今回は、私とアンチエイジングとの出会いについてのお話しです。
アンチエイジングとの出会いは突然に
アンチエイジングとの出会いは、ある日突然に…
アンチエイジングドックの担当者に任命されたことでした。
「ほぉ…」
なぜ私だったのでしょう。
「before・afterがわかりやすいから…」
えっ!なにそれ、今だったら、パワハラじゃん。
男性諸氏、注意したまえ!
冗談と分かっていても女心は傷つきやすいものなのですよ。
50歳を目前としてシワがでてきたおばさんだから文句は言えませんけどね…
「アンチエイジングでしょ。若返りができるかもしれない…そしたら凄いよね」
とほかのスタッフが慰めるように言いました。
「えっ…ん…?」
少しへそを曲げましたが、そこは持ち前の前向き精神が顔を出す単純なもめんです。
「ムフフフ…若くなるのか……」
気持ちはすぐに方向転換。
こうして、ちゃっかり者のもめんは、アンチエイジングという新しい医学と遭遇したのでありました。
さて、引き受けたのはいいけれど、まったくもって何をどうしていけばよいのか皆目わかりません。
先生のアンチエイジングドックへの熱い思いはわかるけど、DHEA-s?はぁ…IGF-I?ほぉ…まったくもってよくわからない…
これは勉強するほかないなぁ…ということで、アンチエイジングの勉強を始めました。
活性酸素だのフリーラジカル、尿中8-OHdG…
なんとまあ…聞いたことのない単語だらけで萎える気持ち。
引き受けたことを少し後悔していました。
そこに一筋の光明が…
四苦八苦しているもめんにとって、抗加齢医学会(アンチエイジング医学会)との出会いは衝撃的だったのでございます。
アンチエイジング医学会との出会い
抗加齢医学会は、抗加齢(アンチエイジング)を、医学として研究していこうという会。
まったく新しい分野の医学ですね。
抗加齢(アンチエイジング)は、加齢にあらがうとか加齢を遅らせるという意味です。
老化のメカニズムや、若さを保ち健康長寿をのばす方法を、まじめに研究している学会なんですよ。
2001年に抗加齢医学研究会からはじまり、2003年に抗加齢医学会として組織化されました。
抗加齢医学会は、専門の垣根を越えて加齢を遅らせることを真剣に考え研究する学会であり、ありとあらゆる科の医師や専門家が会員となっています。
それ故に、ほかの学会では感じられない希望と熱気が充満している学会です。
人間の寿命を延ばそうとする新しい分野の医学ですから、そりゃワクワクしますよ。
ちょっとぶっ飛んでいるといいますか…
参加している先生方のキャラクターの濃さでしょうか…
エネルギッシュで、バイタリティーあふれる頭脳明晰な面々…
今までのような地味な学会とは全然雰囲気が違います。
なんにもわからない私でも、なんだか明るい気持ちになったものです。
アンチエイジングの可能性を感じていたのかもしれません…
アンチエイジング医学会からいただいた刺激を、アンチエイジングドック運営にそそぎました。
体の中からアンチエイジングをめざす
私たちが立ち上げたアンチエイジングドックは、体の中からアンチエイジングをめざすのが目的です。
美容皮膚科領域のような見た目からアプローチするアンチエイジングではありません。
体の中から元気にしていき、検査を通して病気を小さなうちにみつけること。
体をサビさせないこと。
病気にならない体をつくるお手伝いをさせていただくのがもう一つの目的です。
多くの方は、人生を元気に長生きし、ぴんぴんコロリでとおっしゃいます。
健康で長生きができるように、加齢度を診断できるような検査システムをつくりました。
加齢度を測定して、足りないものを補い、余りあるものはなくしていくという考え方がアンチエイジングドックなのです。
アンチエイジングとの出会いまとめ
アンチエイジングドックとアンチエイジング医学会との出会い。
いかがでしたか?
アンチエイジングドックにかかわらなければ、アンチエイジング医学について学ぶことはなかったでしょう。
新しい医学から健康への考え方を学べたことは、とても有意義なことでした。
せっかく学んだ医学ですので、何かのお役に立てるならとおもい筆を執りました。
これから、私が学んだ老化のメカニズムや老化度を測定する検査項目などについて、わかりやすくお話していきたいと考えています。
アンチエイジング医学に興味を持っていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、次の記事でお会いしましょう。