
ようこそ“もめん”です。
今回は、レモンでつくる自家製の果実酒(リキュール)のお話です。
レモン酒
レモン酒は、ホワイトリカーや焼酎などにレモンを漬け込んでレモンの香りを移し、さらに氷砂糖で甘みをプラスしたお酒です。
漬け込んでから6か月くらいで飲めますが、1年間冷暗所に寝かせておくとさらに熟成して美味しくなります。
レモンの爽やかな香りがする少し甘口のお酒は飲みやすく、後味もサラッと爽やかです。
そのままでも十分美味しいですが、アルコール度数が高いので、氷を入れてロックでいただいたり炭酸水で割って飲むのも良いでしょう。
庭のレモンの木には、今年も大きく綺麗なレモンがたくさん実りました。

私は、新しい年が明けてお正月気分が抜けたころに、レモン酒を仕込むことにしています。
レモンの皮をむきはじめると、キッチンにレモンの香りが広がります。
レモンの香りに包まれると、なぜか今年も健康で過ごせる気がするのです。
レモン酒をおいしく作るコツ
①新鮮なレモンでつくる
新鮮なレモンの方が、薄く皮をむいたり白い部分をとる作業がしやすいです。
外国産は防腐剤などが気になりますので、できれば国産レモンでつくると良いでしょう。
②白い部分はなるべく取り除く
レモンの白い部分からは苦みがでるのでできるだけ取り除きます。
種もできるだけ取り除いてください。
③皮は10~14日間くらいで取り出す
皮は茶こし袋にまとめて入れ、取り出しやすようにしておきます。
④清潔に気をつける
雑菌が入らないように広口容器はきれいに洗い、水けをふきとっておきましょう。
⑤ゆすったりせず静かに置いておく
最初のうちは氷砂糖が下に沈んでレモンの実と分離しますが、時間がたつと氷砂糖はゆっくり解けていきます。
かき回したり瓶をゆすったりしない方が、濁りのないきれいなお酒ができあがります。
用意するもの
- レモン 6個(950g)
- 氷砂糖 450g
- ホワイトリカーまたは焼酎 1300ml
- 3ℓ広口瓶容器 1瓶

レモン酒のつくり方
【1】レモンを水洗いして水気をふく
【2】レモンの皮をむく

皮に白い部分がつかないように薄く削ぐようにむいていきます。
6個のレモンから65gの皮が取れました。
取れた皮は茶こし袋に入れておきましょう。
【3】レモンの実の白い部分をとりのぞく

ペティナイフなどで丁寧にむいていきます。
【4】実を半分に切る
その時みえている種は取りのぞきましょう。
【5】氷砂糖 → レモンの実 → 氷砂糖 → レモンの実の順番にいれる
広口瓶の底に氷砂糖の半分量をいれ、その上にレモンの実を入れ、その上に残りの氷砂糖をいれて、さらにレモンの実というように入れていきます。
【6】最後にレモンの皮をいれる
一番上に茶こし袋に入れたレモンの皮をおきます。

【7】ホワイトリカーまたは焼酎を注ぐ

【8】10~14日後にレモンの皮を引き上げる
【9】3か月後にレモンの実をとりだす
まとめ:レモン酒をつくる
本日はレモン酒のつくり方と美味しく作るコツについてお話しました。
レモン酒のつくり方は、梅酒のつくり方と似ています。
レモン酒も梅酒もどちらもとても美味しい果実酒ですね。
梅酒はとろっとした濃厚な飲み口ですが、レモン酒はサラッとしていてスッキリ爽やかです。
家庭で手軽につくることができますので、手づくりの美味しい果実酒をどうぞ楽しんでください。
本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。
次回もお楽しみに♪