こんにちは!
手づくり大好きな“もめん”です。
オリジナルのデザインできめこみパッチワーク作品を作成しています。
図案を考え、どの布をきめこんでいくかを決めていく作業は、パズルを解いているようでもあり、根気良くきめ込んでいく作業も出来上がりを想像するとたのしいのです。
今回の作品では、手づくりしたパンのなかから美味しかったお気に入りのパンをかいてみました。
Contents
図案について
へぇー、何故パンなの…?という声が上がっているようですね。
パンを選んだのには理由があるのです。
パンをデザインした理由をお話しましょう。
実は私、孫の紹介がきっかけで、3か月ほど前から夫と二人でパンのつくり方を習いに行くようになりました。
ひと月に1~2回パンを焼くという手作りの楽しさを味わっています。
前日の夜、明日はどんな美味しいパンを焼くことができるかなぁ…と考えると、ワクワクしてなかなか寝付けないのです。
まるで遠足の前の日の小学生の心境です。(笑)
夫と二人で習うからなお楽しいのかもしれません。
夫が米粉のベーコンチーズクッペ、私は、塩バターロールというように違うメニューを選びますので、一度に2つの味を堪能できて一層楽しいのです。
焼いたパンをいただきながら、次回は何をつくろうか…等々話がはずみます。
焼き上がりのパンの香りや、ふかふかの柔らかいパンをかみしめる時の幸福感。
生地をこね、第一次発酵→成形→第二次発酵を経て焼き上げる2時間の行程が喜びを倍増させるのでしょう。
幸せの瞬間です!!
常々、何気ない日常の幸せを作品に残しておきたいと思っていますので、この喜びを作品にしておきたいと考えました。
3種類のパンを描きました。
作品の大きさは、12.7cm×17.8cm。フォトフレーム2L版の大きさです。
完成画像
用意したもの
- 貼れるボード
- カッター
- 目打ち
- ハサミ
- ハギレ
- まち針
- 額など
貼れるボードは、カッターをつかって12.7cm×17.8cmに切って使用しました。
額は、フォトフレーム2L版ホワイトを使用しています。
白色の額にしたことで、図案が引き立ち、デザインがまとまりました。
こちらの額はダイソーで購入したものです。
きめこみ様の布ですが、パンの生地の部分に使用するために、むら染めカットクロスセットを購入しました。
むら染めの布は、ハワイアンキルトなどに使われることが多く、色の濃い部分と薄い部分があって作品に豊かな表情をつけることができます。
今回は作品が小さいのでわかりにくいかもしれませんが、パン生地の色合いがうまく出せたのではないかと思っています。
こちらの商品は、楽天市場に出店されているパッチワークの素材屋さんTAMAGO 様にて購入させていただきました。
工夫したところ
・パンを立体的に表現
パンのふっくら感を出すために、ふくらみを持たせたいところにはキルト綿をなかにいれています。
・むら染め生地を使用
先程も少しおはなししましたが、パン生地の部分とタイトルの背景部分にむら染め生地を使用しました。
生地の色に濃淡のむらがあるので、パンの柔らかな感じが出せたように思います。
また、タイトル部分が強調されすぎず良い感じに仕上がったと思っています。
むら染め生地は、デザインの表情を豊かにしてくれる素材です。
・布とガーゼをかさねて表現
白いクリームパンは、生地の表面に強力粉をふるって焼いています。
そのため表面が白く焼きあがります。
白い部分は、布にガーゼをかさねてきめこんでみました。
・でこぼこの立体感
きめこみパッチワークは、布を溝にきれいにきめこんでいく手法が通常ですが、今回ピザの具の部分はあえてでこぼこにして凹凸感をだしました。
そうすることで、具やコーンにマヨネーズやチーズが溶けてドロっとした感じが表現できたと思っています。
まとめ:オリジナルデザインのきめこみパッチワーク作品-Bread-
世界に一つだけの作品が完成しました。
パンらしく美味しそうに描けたでしょうか?
さまざまな布をくみあわせてピザの具やトマトソースを表現しました。
二度と同じピザは作れないなと思います。
まったく同じものは作れないというところもきめこみパッチワークの大きな魅力だと思っています。
同じようなものはできるでしょうが、使用する布の絵柄や配色によって作品の雰囲気は変わります。
また、布のきめこみ方によっても作品の雰囲気が大きく変わります。
深く強くきめ込むのか、柔らかくきめ込むのかでも作品の表情が変化するように感じます。
ひとの手で一つずつきめこんでいくという手づくりだからなんですね。
世界に一つだけの作品といえる理由です。
これからもオリジナルのデザインできめこみパッチワークをたのしんでいきたいと思います。
また作品ができあがりましたらご紹介いたします。
次回もお楽しみに♪
本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。