
ようこそ“もめん”です。
清らかな笑顔。
白衣の天使といわれる看護師さん。
やさしく癒される言葉。
颯爽ときびきびと処置をこなしていくカッコよさ。
なのに、ナースシューズの中は汗まみれのムレムレ。
白衣の天使に似合わず、看護師さんの足は臭いのです。
これこれ⤴、看護師さんあるある。
今日は、足の臭いについてのお話です。
看護師さんだけでなく、足のにおいが気になる方もご一読ください。
多くの看護師さんが気にしている足の臭い
真っ白なワンピースのナース服とナースキャップ。そしてナースサンダル。
憧れのナース服に身を包み、やる気満々の新人時代。
おばさん看護師は、どんな看護師になれるだろうかと希望に燃えていました。
時は過ぎ、看護師さんのシンボルだったナースキャップは、菌の温床になるといわれ、ほとんどの病院で廃止されました。
そして、主流だったサンダル式のナースシューズも、つま先とかかとが出ていると危険であるという理由で、くつ式のナースシューズが主流となりました。
その時からです。
多くの看護師さんが足の臭いに悩まされるようになったのわ。
ストッキングにくつ式のナースシューズは、足にとっては劣悪環境。
私の職場の制服は、ワンピース型ナース服にストッキングと決まっていましたから、最悪でした。
しかも、休憩室は、シューズをぬいで上がる部屋になっていたので、さらに最悪。
休憩中や食事中に、ムワーン~www
鼻をおおいたくなる不快な臭いに困惑です。
そんな臭い予防のために、みんなが愛用していたのが、ストッキングの下に履く5本指カバーソックスです。
しかも絹製。
この絹が良いみたい。臭いが消えます。
これは本当に効果抜群なんです。
絹製5本指ソックスを履いていると履いていないとでは雲泥の差があるのです。
ただ、履くのが少々めんどうなことと、お値段のわりにすぐに親指に穴が開いてしまうのが残念でした。
職場が変わりパンツ式ナース服になって、靴下をはくようになりましたが、悩みは続きました。
ストッキングほどではないものの靴下であっても、靴の中はムレムレです。
足から出る汗の量は
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一日に足の裏からでる汗の量は、コップ一杯分(約200ml)
一日に足の裏からでる汗の量は、なんとコップ一杯分にもなるようです。
手のひらと足の裏は、よく汗をかく場所ですね。
足が汗をかく理由
足の裏には、背中などに比べて5~10倍の汗腺があるといわれています。
汗をかくのは体温調節に他ならないのですが、手のひらや足裏に汗をたくさんかくのは、太古の人々の生活に由来しているようです。
人類の祖先が木にのぼったり、枝から枝に飛び移ったり、狩りをするために武器を持って走ったりするとき、つるつる滑らないように手のひらや足裏に、汗をかいて滑り止めにしていたことが起因しています。
そう、太古の昔からの名残りなんですね。
足の臭い対策
ストッキングほどではないですが、靴下を履く場合でも靴の中がむれてしまいます。
足と靴が臭くならないように対策が必要ですね。
私が実践していた対策は4つです。
- 足をきれいに洗う
- 靴下をこまめに変える
- 靴2~3足をローテーションで使用する
- 制汗剤をつかう
私たちの皮膚には多くの菌が住んでいます。
足の裏は、角質が肥厚して、菌が住みつきやすくなっているのです。
足の爪にも菌が潜んでいます。
なので、まずは足をしっかり洗いましょう。
次に、靴下をこまめに変えてください。
汗をかいた靴下をそのまま履きつづけることは臭いのもとになります。
ロッカーに予備の靴下を用意しておき、休憩のときに靴下をはき替える習慣をつけるとよいでしょう。
 
もちろん靴を洗って清潔にしておくことは大切です。
ただ、病原菌つきの汚れた靴を家にもちかえり洗うということには抵抗を感じるものです。
これ、看護師さんのジレンマあるあるです。
菌のついた靴を履きつづけるのは看護師として気が引けるし、そうかといって、なるべくなら洗う頻度を少なくしたいと思うのが、看護師さんの本音ではないでしょうか。
そんな時は、靴を2~3足用意して、ローテーションすることで解決です。
そうすれば、洗う頻度を少なくして、足の臭いを抑えることができます。
最後におすすめするのは制汗剤です。
さまざまな制汗剤が出まわっていますね。
私は、汗のべたつきやニオイをとる「さらさらパウダーシート」を使用していました。
休憩時間に靴下を変えるとき、シートで足をサッと拭きます。
こちらのシートは、足だけでなく首など全身に使用できるので便利でしたよ。
こちらのさらさらシートは、石鹸の香りの他にシトラスの香りもあります。
私はシトラスの香りがお気に入りでした。
まとめ:看護師さんの足は臭い
一日がんばって働いた足は、たくさんの汗をかきます。
働きものの看護師さんの足裏は、もちろん汗まみれです。
私は人一倍、手のひらと足の裏に汗をかきやすい体質なので大変でした。
今回は臭い対策として、私が体験してよかったものだけをご紹介しました。
参考にしていただければ幸いです。
本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございます。