独学では難しいといわれているプログラミング学習。
ドットインストールというオンライン学習サイトで、プログラミング学習をはじめてから11か月が過ぎました。
一人でコツコツ調べながら勉強をすることは、とてつもなくエネルギーが必要で、ともすると心が折れそうになります。
ところが学習のしかたを工夫すれば、独学でもある程度のコードはかけるようになるものです。
専門家からみれば稚拙なコードかもしれませんが、学んだコードをかいてサイトも作ることができるのです。
67歳のおばあさんでもできました。
今日は、私がこれまでどのように勉強をしてきたのか、工夫した点についてお話しようと思います。
独学をされている方の参考になれば幸いです。
Contents
プログラミングを独学で習得するための学習のコツ
自分のペースにあわせて少しずつ積み上げていけることは、オンライン学習の魅力です。
私は、独学するためにドットインストールというオンライン学習サイトを選びました。
ドットインストールオンライン学習サイトは、動画をみながらVS Code(コード)エディターに実際にコードをかきながら学習をすすめていきます。
ひとつの動画は2~3分程度にまとめられています。
一見、簡単に学べるように思いますが、勉強に簡単なものはないですね。
動画は2~3分ですが、わからないところを調べたり、講義の内容をノートにまとめたり、他のひとの質問や補足情報にも目をとおすと30分から1時間くらいはあっという間に過ぎてしまいます。
ある程度時間を費やすことを覚悟しておくことをおすすめします。
努力をしないと継続できませんし、身につきません。
私のように、高齢者で覚えも悪く、全くの初心者であればなおのことです。
そこで私は、次の5つのことを決めて勉強をすすめてきました。
- 毎日学ぶ
- ノートをとる
- 他のひとの質問にも必ず目をとおす
- 補足情報にも目をとおす
- プログラミングを自分で書いてサイトを公開する
では、ひとつずつ詳しくお話していきましょう。
毎日学ぶ
できるだけ毎日勉強する時間をつくりました。
プログラミングは、コンピューターに情報を伝えたり、プログラムを記述するための言語です。
言語を学ぶには継続して積み上げていくことが大切であると考えたからです。
これは挫折しないためのひとつの策でもあります。
人は楽な方に流れやすいです。とくに私は…
勉強する習慣をつけたほうが良いように思います。
ノートをとる
ノート?! そんなのなくても大丈夫とおっしゃる強者もいらっしゃるかもしれません。
ただ私には必要であり、ノートをとることはなくてはならない方法でした。
講義で受けた内容を全部覚えているということはとうてい不可能です。
人は忘れる生き物といわれていますね。
高齢者の私ならなおさらです。
どんどん忘却の彼方へ飛んで行ってしまいますから…
過去に受けた講義動画は何回でも見返すことはできますが、何をどの講義で学習したのかわかるようにしておく必要があると思っています。
知識を整理しておくためにもノートをとることをおすすめします。
私は、学習した日付、タイトル、要点、注意点などを、図もまじえて描きながらまとめています。
動画を「見る」「聴く」だけよりも、ノートに「書く」を追加すると理解がさらに進みますよ。
他のひとの質問にも必ず目をとおす
ドットインストールでは、寄せられた質問を公開してくださっています。
勉強をはじめたばかりのころは、今日の講義は理解したからいいや…と思って全部の質問に目をとおしていたわけではありません。
ところが、ある日、自分では気がつかないような重要な質問が寄せられていることに気がつきました。
自分ではわかっている気になっていることが得てしてあるんですね。
それからは、他のひとの質問にも必ず目をとおすようにしています。
自分の疑問が解決するとともに、とても勉強になるのです。
ドットインストールでは、私のようなまったくの初心者からある程度プログラミングに精通しているひとまで、さまざまな方が学習されています。
なので、初心者の私には理解できないような難しい質問もなかにはあるのですが、参考にさせていただいています。
このことはクラスメートと一緒に学習している気持ちになり、自分と同じような疑問や悩みを抱えている人がいると思うと、とても励みになるものです。
補足情報に目をとおす
ドットインストールでは、ひとつの動画を学ぶにあたって、理解しておくと良い情報を補足情報として提示してくださっています。
補足情報は、動画画面の下の方にスクロールしていくとあります。
何日か前に学習したことがほとんどですが、忘れている場合もあるので、できるだけ目をとおして理解を深めておきましょう。
忘れていた知識を呼び起こすとともに、知識として定着させるために役立ちます。
プログラミングを自分でかいてサイトを公開する
せっかくプログラミングを学ぶのであれば、目標をもって学習をすすめるとよいでしょう。
私は簡単なサイトを作成して、GitHub Pagesで公開することを目標にしてきました。
これは勉強をすすめるなかで見つけた目標です。
目標どおりサイトを公開しましたが、やってみたことで自分の足りない部分に気がつきました。
基本的なレイアウトのサイトですが、HTMLやCSSのコードを自分でかいて実際に作成してみると、思うようなレイアウトにならなかったり、自分の力不足を痛感です。
それはそれは、数々の問題にぶつかるのものです。
そのたびに自分で調べて解決方法をみつける、そして試してみるという根気というか、あきらめない気持ちが備わります。
難問が立ちふさがったときも、知恵と勇気を振り絞って立ち向かう…
これこそが独学なんですね。
まとめ:67歳おばあさんのプログラミング独学勉強法
独学でも勉強方法を工夫すればプログラミングの習得は可能です。
ドットインストールは質問機能も充実していますので、わからないところはどんどん質問していけば丁寧に教えてくださいます。
勉強をかさねれば重ねるほど、プログラミングは奥が深いとおもうこの頃です。
レスポンシブ対応の難しさを痛感したり、余白の設定だったり、デザインの勉強も必要なのではないかと思うのです。
もしもあなたが、Webデザイナーやプログラマーの仕事をめざしていて、バリバリ仕事をこなしていこうと考えていらっしゃるなら、プログラミングだけでなくデザインやマーケティングなどの幅広い知識がきっと必要になるでしょう。
勉強には終わりがなく、どこまでも続くものなのです。
まずはプログラミングを理解するところからですね。
私は、もうすこし独学でいけるところまでがんばろうと思っています。
次の目標は、「知識を深める」としました。
HTMLとCSSを、もう一度勉強しなおしてみようと考えています。
本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。
次回もお楽しみに♪