Canvaの文字エフェクトをつかえば、文字を修飾することができます。
Canvaの文字エフェクトには、8つの修飾機能がありますが、さらに「文字背景」が追加されました。
文字に背景をつけることができるようになり、文字を目立たせたいときに便利です。
今回は、Canvaの新機能「文字背景」をご紹介します。
Canva文字エフェクト「文字背景」のつかい方と、効果的な文字背景にするためのテクニックもあわせてお伝えしましょう。
記事最後には、応用編もご紹介しています。
ぜひご一読ください。
Contents
Canva文字エフェクト背景のつかい方
記事最後に応用編もお話しますので、基本的なつかい方についてマスターしておきましょう。
まずは基本的なつかい方を説明します。
① 背景をつけたい文字を編集画面(キャンバス)に入力します。
ここでは文字色ブラックで「桜の季節」と打ちました。
② エフェクトボタンをクリックします。
入力できたら文字を選択していることを確認して、編集画面うえのバーから「エフェクト」ボタンをクリックしてください。
③ 背景ボタンをクリックします。
エフェクトボタンをクリックすると、左側にエフェクト画面があらわれて、エフェクトボタンが展開されます。
その中から「背景」ボタンをクリックしましょう。
④ 文字の周りに黄色の背景がつきました。
丸み:50 スプレッド:50 透明度:100 カラー:イエローの背景です。
背景の「丸み」「スプレッド」「透明度」「カラー」はお好みで変えることができます。
それではどのように変えられるのかひとつずつ説明していきましょう。
背景角の丸みを操作
角の丸みを操作してみます。
下の画像のように「丸み」のバーを左に動かして、目盛りを「0」にしてみましょう。
角の丸みが取れましたね。
反対に、バーを右に動かして目盛りを増やしていけば丸みがついていきます。
このようにバーを動かすことで、好きな丸みをつくることができるのです。
背景のスプレッドを操作
次は、「スプレッド」です。
スプレッドは、背景の分量です。
こちらも下のバーを動かして分量を調整します。
下の画像のように、バーを動かして、目盛りを「0」にしてみましょう。
背景の幅が小さくなっているのがわかりますか?
上の画像と比較すると背景が小さく縮んでいるのがわかりますね。
背景の透明度を操作
次は「透明度」を操作してみましょう。
バーを動かして、透明度の目盛りを「20」にしてみました。
背景色が少し薄くなりましたね。
背景の色をかえる
では、背景の色を変えてみましょう。
カラーボタンをクリックすると、カラーパレットがあらわれるのでピンク色を選びました。
ピンク色が少々濃くてきつい感じですね。
そんなときは、透明度を調整して薄くすることもできますが、もう一つの方法として好きなカラーコードを選択指定して変えることもできます。
好きな色を指定してみましょう。
パレットに表示されていないカラーコードを指定するには、カラーパレット左上の「⊞ボタンの新しいカラーを追加」をクリックして、下の図のようにカラーコードを入力します.
「#f1bbdd」と入力して、背景色を薄くしました。
色を指定したので、カラーボタンの色も変わっていますね。上の画像と比べてみてください。
文字の色がブラックなのが気になります。
文字の色は画面うえの「文字カラー」ボタンをクリックして、左側にあらわれるカラーパレットから色を選択しましょう。
濃い目のピンク#dd0d8dを選択しました。
文字の色をきめてから背景をつける方法
さて、今までは黒色文字に背景をつける方法を説明しましたが、あらかじめ文字の色をきめてから背景をつける方法があります。
デザインの方向性が決まっていて、文字の色も何となく決まっていればこちらの方法を試してみてください。
文字は濃いめのピンク色#dd0d8dで入力してから、エフェクトボタンをクリックし、背景ボタンをクリックしましょう。
すると、下の画像のように薄ピンク色の背景が自動でつきました。
春らしい感じの配色がいいですね。
このようにCanvaでは、文字の色にあった背景が自動的につくようになっています。
下の画像を参考にしてください。
あくまでもデフォルトなので、背景色や文字色は自由に変更することができます。
文字に背景をつけることで文字が目立つようになると同時に、画像や写真を引き立たせてくれる効果があるようです。
次は画像に背景文字をくみあわせてみましょう。
縦書き文字で和風に
文字を縦書きに配置して、文字背景をつけました。
和風な感じがちょっぴり感じられて、さまざまなシーンでつかえそうです。
効果的な文字背景:丸みがない背景と丸みがある背景
背景の角に丸みがあるものと、丸みがないものでは印象が変わります。
美味しそうなBBQの画像には、背景の角の丸みをなくしてかっちり感を出してみました。
反対に下の画像では、野菜の丸みにあわせて背景の角は少し丸みを持たせました。
このようにさまざまなシーンや画像にあわせて、思いどおりに文字に背景をつけることができるので活用していただけたらと思います。
さて、基本の操作がわかったところで、次は応用編。
こんなこともできますよ。
応用編:2つの文字エフェクト「背景」と「湾曲させる」の組み合わせ
次にご紹介するのは、エフェクトボタンのなかの「湾曲させる」と「背景」の二つのボタンをくみあわせてつくる画像です。
つくり方を順番に説明しますね。
① Peace in the world Peace in the worldと文字を入力します。参考までに、フォントサイズは28です。
② エフェクトボタンをクリックしましょう。
文字が選択されていることを確認して、画面うえのエフェクトボタンをクリックします。
③ 湾曲させるボタンをクリックして、湾曲:73にします。
エフェクト画面が展開されますので、そのなかから湾曲させるを選んでクリックしてください。
湾曲バーを右へ動かして、湾曲の目盛りを「73」にします。
下の画像のように文字で円がかけましたね。
④ 背景ボタンをクリックします。
文字を湾曲させた状態で背景をつけるとこうなります。
上の画像のように、文字の周りに背景がついてドーナッツ型の文字入り画像ができあがりました。
下の画像は、Peace in the world と一文だけにして半円形にしました。
そして背景の丸みを「0」にしています。
応用編:文字背景を円にする方法
もう一つの応用編は、文字の背景を円形にしてしまう方法です。
番号に円形の背景をつけてみましょう。
つくり方を順番に説明します。
① 数字の「1」を画面に入力します。
② 文字の指定範囲を正方形に近い形にします。
指定範囲が長方形に近いと背景をつけたときに円にならず楕円形になってしまいます。
文字指定範囲を正方形に近い形にするには、半角スペースをつかって、数字の前後に空白をつくって指定範囲を広げます。
もしくは、四隅や辺にカーソルを合わせて指定範囲を広げ、正方形に近い形にしてください。
③ 画面うえのエフェクトボタンをクリックします。
④ 背景ボタンをクリックしましょう。
エフェクトボタンのなかから背景ボタンを選んでクリックしてください。
丸みがついた背景が表示されましたね。
⑤ 丸み目盛を「100」にしましょう。
丸みのバーを右へぐーんと動かして、目盛りを100にしてください。
背景がまるになりましたね。
こちらの記事のアイキャッチ画像は、すべて文字に背景をつける方法でデザインしていますがお分かりいただけましたでしょうか。
アルファベット文字に円形の背景をつけて配置しています。
いかがですか?
工夫するといろんな背景ができそうですね。
まとめ:Canvaエフェクトに文字背景が追加:文字を目立たせたいときに便利
今日は、Canvaをつかって文字に背景をつける方法についてお話しさせていただきました。
この機能でデザインの幅が広がりますね。
ぜひお試しください。
本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。
次回もお楽しみに♪