初収穫したレモン。
収穫できたレモンを余すところなく全部いただきたいと考えるのは欲ばりでしょうか?
実もレモン汁も…
そして皮も…
せっかく防腐剤も農薬も使ってないレモンですから、皮を捨ててしまうのはもったいないです。
皮はピールにしていただこうと考えました。
じんわりとお砂糖がしみ込んだほろ苦甘いピール。
レモンの皮のほろ苦さがくせになるお味です。
そのまま召し上がっても良いのですが、きざんでヨーグルトに混ぜたり、生地に混ぜてパウンドケーキを焼くのもおすすめです。
今日は、レモンピールのお話です。
Contents
レモンピールのつくり方
ピールは皮のこと。
オレンジや夏ミカンなどの柑橘類の皮を砂糖で煮詰めて乾燥させたもの。
同じようにレモンの皮でもレモンピールをつくることができます。
レモンの皮をグラニュー糖で煮てレモンピールをつくりましょう。
つくり方を説明します。
材料は、レモンの皮とグラニュー糖のみ。
- レモンの皮 レモン4個分
- グラニュー糖 皮の重さと同量~半量
- お好みで後からふりかけるグラニュー糖 適宜
【1】レモンの皮を5㎜幅に刻みます。
レモンのほろを取りのぞいて皮だけにします。
皮についている白い部分には苦みがあるので、厚くついているようであればそぎ落としてください。
そして、5㎜くらいの幅に切りそろえます。
*レモンのへたや種、とりのぞいたほろや白い部分などは捨ててしまわないで、まとめてネットや不織布の袋に入れて湯船に浮かべましょう。
レモンの香りが心地よい天然の入浴剤になりますよ。
【2】刻んだレモンの皮は鍋にいれ、かぶるくらいの水を入れて煮ます。
沸騰したら火を弱めて3分煮ます。
皮はざるにあげ、煮汁は捨ててください。これを2~3回くり返します。
【3】グラニュー糖をいれてじっくり煮詰めます。
水けをきった皮とグラニュー糖を鍋にいれて弱火にかけます。
焦げないようにかきまわしながら、水分がなくなるまでじっくり煮ましょう。
砂糖の量は、皮の重さと同量~半量が目安です。
砂糖が多いほど固めのピールになります。
砂糖の量はお好みで決めてください。
【4】乾燥させます。
水分がなくなったら、クッキングシートを敷いた皿やバットになるべく重ならないように並べます。
ときどきひっくり返して、風通しの良いところで数日間乾燥させます。
*お好みで砂糖をまぶすときはピールが乾いてからまぶします。
硬くなってしまったピールは洋酒をふりかけておこう
出来たては良かったのですが、時間がたったら少し硬くなってしまいました。
失敗作かなぁと思いましたが大丈夫。
そんな時は、ラム酒など洋酒をふりかけておけばいいのです。
タッパなどにピールを平らに並べて、ピール全体になじむくらいの洋酒をかけます。
タッパの蓋をして、そのまま冷蔵庫に保存しておきます。
ふりかけてから数日たてば硬くなったピールは柔らかくなり、そのうえ洋酒の風味も増します。
このラム酒かけレモンピールは、お菓子つくりにとても便利なのでおすすめです。
レモンピールをいれてパウンドケーキを焼く
ラム酒につけておいたレモンピールを細かくきざみ、クルミと干しブドウもいれてパウンドケーキを焼きました。
レモンピールの香りと甘さがほどよいアクセントになりました。
まとめ:自家製レモンだから皮もいただこうレモンの皮でレモンピールつくり
自家製レモンなので防腐剤や農薬の心配がなく皮までいただくことができました。
もったいないおばさんの本領発揮です。
自宅で収穫したレモンを無駄なく使いきりました。
レモンでつくったピールは思ったよりも苦くなくておいしくいただけます。
日持ちもしますし、さらにラム酒につけておくとお菓子つくりに重宝します。
国産レモンを手に入れられたなら、ぜひレモンピールをつくってみてください。
本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。
次回もお楽しみに♪