季節を楽しむ~簡単びわのコンポートづくり

季節を楽しむ~簡単びわのコンポートづくり

こんにちは!

6月の果物と言えば『びわ』

でも、びわの季節は短く、あっという間に終わってしまいます。

そこで、びわの美味しさを長く楽しむためにコンポートにして保存しましょう。

ジャムよりも簡単にできちゃいますよ。

本日は、我が家流『びわのコンポート』のつくり方をお話します。

コンポートは

コンポートとは、果実の砂糖煮のこと。

長い冬に備えるために、果物を砂糖のシロップで煮て、保存食としてつくられたのが始まりと言われています。

冷蔵庫がなくても、砂糖で煮てシロップ漬けにしたコンポートは日持ちがし、長期間、果物を楽しむことができます。

昔の人の知恵ですね。

ジャムのように果肉をつぶさず、煮詰めることもしないので、果肉の食感や風味をずっと感じることができます。

さまざまな果物をコンポートにすることができますが、今回はびわの実でコンポートをつくってみましょう。

材料

  • びわの実     14個
  • 砂糖       大さじ6杯
  • 水        カップ1杯(200㏄)
  • レモン汁     小さじ1杯
  • お好みで洋酒   小さじ1杯

びわのコンポートのつくり方

【1】軽く洗う

実をサッと洗って、汚れや産毛を軽く落とします。

【2】実を縦半分に割る

縦にぐるっと包丁で切り込みを入れて、実を半分に割ります。

びわの実を縦半分に割ります

【3】皮をむき、種をとる

皮をむき種をとりましょう。

実の先端の硬い部分を指でつまみ、つまんだまま実の上方向に指を持ち上げるとスルッと皮がはがれて、楽に皮をむくことができます。

種も指で簡単に掻きだすことができます。

皮をむき、種を取りのぞきます

【4】シロップで煮る

鍋にびわの実、砂糖、水、レモン汁をいれて中火にかけます。

沸騰したら弱火にして、コトコト10分煮てください。

途中、実をひっくり返して、全体に火を通しシロップがいきわたるようにすると良いでしょう。

火を止めるすこし前に、お好みで洋酒をいれて煮るのもおすすめです。

シロップで煮ます

【5】容器に入れて保存する

シロップごと容器に入れて保存しましょう。

長期間保存するのであれば、煮沸した広口の瓶、またはタッパに入れて、できるだけ空気が当たる面積を少なめにしてください。

私は、タッパに入れて冷蔵庫で保存しています。

コンポートを美味しくいただく

コンポートはそのまま食べても美味しいのですが、アイスクリームやヨーグルトに添えたり、スイーツの材料にすれば一層美味しさが広がります。

■ 冷蔵庫で冷やしてそのまま

冷やして召し上がれ

冷蔵庫で冷やしたびわのコンポートをガラスの器に盛って、庭のレモンバームの葉を添えました。

涼しげでしょ。

ひんやりとした食感と上品なびわの甘さが絶妙です。

鬱陶しい梅雨のジメジメ感も、びわのコンポートが爽やかな気分にさせてくれます。

■ タルト生地にのせて『びわタルト』

びわタルト

オーブンでタルト生地を焼き、生地が冷めたらカスタードクリームを敷いて、その上にびわのコンポートをのせました。

びわのコンポートをいっぱいのせて、豪華なタルトの出来上がりです。

まとめ:季節を楽しむ~簡単びわのコンポートづくり

本日お話したように、ひと手間かけて『びわのコンポート』をつくっておくことで楽しみが増えます。

コンポートづくりはそんなに難しくなく、簡単に短時間でつくることができます。

ぜひ皆さまも、『びわのコンポート』で季節を楽しんでくださいね。

本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。

次回もお楽しみに♪