赤くなったピーマンは甘く栄養価が高い

赤くなったピーマンは、甘く栄養価が高い

こんにちは。

本日もブログにお越しくださりありがとうございます。

庭で育てているピーマン。

ジリジリとした真夏の太陽を浴びて、真っ赤なピーマンがかわいいです。

ピーマンは緑色の野菜と思いこんでいましたが、実が熟すと鮮やかな赤いピーマンに変身します。

この赤いピーマンは、緑色のピーマンよりも甘く栄養価が高くなります。

こちらの記事を読むと、ピーマンを育ててみたくなり、赤いピーマンが食べたくなりますよ。

採りたてピーマンはやわらかく甘い

独特の青臭さと苦みがあって、子どものころあまり好きでなかったピーマン。

その思いを引きずっていたのでしょう…

大人になってからも体にはよい野菜とわかっていても、一度にたくさんのピーマンを食べるということはありませんでした。

その苦手意識を払しょくさせてくれたのが家庭菜園です。

採れたて新鮮な野菜をいただけることは、なんと幸せなことでしょう。

採れたてのピーマンは、スーパーマーケットで買ったピーマンとは全然別物。

果肉はみずみずしくてやわらかく、苦みは全く感じません。

ピーマンってこんなに甘いものだったのかとはじめて知りました。

私は、野菜のほんとうの美味しさを知らなかったのです。

そして、さらに驚きだったのが赤くなったピーマンのお味。

なんと、なんと、さらに甘くなるのです。

赤いピーマンは食べられる

緑色のピーマンと赤くなったピーマン

ずっと長い間ピーマンは緑色だと思っておりました。

ピーマンの絵を描いてください。といわれたら、緑色のピーマンを描いていたと思います。

ところが緑色のピーマンは、実が熟すと鮮やかな赤色に変わります。

案外知らない方が多いのではないでしょうか。

冷蔵庫に忘れられていた緑色のピーマンが赤くなっていたという経験はありませんか。

これは冷蔵庫の中で、緑色のピーマンが追熟して赤くなったからです。

腐っていなければ食べることは可能です。

しなしなになったり汁がにじみ出ているようなら食べるのはやめておきましょう。

お日さまの光をたっぷり浴びて、枝で赤く熟したものは、緑色のピーマンよりもさらに甘くなり栄養価が増します。

赤いピーマンに変身!!

仮面ライダーが変身するとパワーやエネルギーが格段にアップするように、ピーマンも赤色に変身することによってパワーアップするのです。

赤いピーマンが甘くて美味しいのなら売っていてもよさそうですが、売っているのを見かけることはないですね。

どうしてでしょうか。

赤いピーマンが店頭に並ばない理由

大きな理由は、日持ちがしないからです。

赤くなっているということは、完熟状態であり、すでに傷みやすくなっています。

そのため残念なことですが、商品として流通されることはないようです。

また、すべて完熟させるまでには時間がかかるので、若い緑色のときに収穫して商品としているのですね。

ピーマンは鮮やかな緑色とインプットされている理由がここにありますね。

なので私のように長年、ピーマンは緑色だと思い込んでいる人がいるのです。

スーパーマーケットや八百屋さんに並ぶ野菜しか見たことがないのですから無理もないことです。

赤くなったピーマンの栄養価

それでは、緑色のピーマンと赤いピーマンのビタミンの量を比べてみましょう。

日本食品標準成分表2020年版(八訂)で調べてみました。

それぞれ100gの中に含まれているビタミンの量です。

 赤いピーマン  緑のピーマン 
 ビタミンA
88㎍33㎍
 ビタミンB60.37㎎0.19㎎
 ビタミンC 
170㎎76㎎
 ビタミンE4.3㎎0.8㎎
 ビタミンK7㎍20㎍
 葉酸68㎍26㎍

上の表をみてください。

ビタミンK以外は、すべて赤いピーマンのほうが含有量が多くなっています。

もともとビタミンCが多いことで知られているピーマンですが、赤くなることでビタミンCが倍以上に増えているのがわかります。

こんなに栄養が増しているのですから、赤いピーマンは食べられないと思って捨てしまってはもったいないですね。

まとめ:赤くなったピーマンは甘く栄養価が高い

完熟して赤くなったピーマンは、甘さも増し、栄養価が高くなります。

そして、完熟して赤くなったピーマンは、とてもきれいな赤色です。

緑色のピーマンといっしょに炒め物に使ったり、チャーハンに細かく刻んで入れても色合いがきれいですよ。

ぜひ家庭菜園でピーマンを育ててみてください。

きっとピーマンの概念が変わりますよ。

本日も“もめん”におつき合いくださいましてありがとうございました。

次回もお楽しみに