ようこそ“もめん”です。
画像編集ソフトCanvaのお役立ち情報をお伝えしていますが、本日はグリット素材についてのお話です。
何枚かの写真をバランス良く配置してオシャレな画像を作りたいときに便利なグリッド素材。
Canvaのグリッド素材をつかえば、写真配置が簡単です。
グリッドのフレームのなかに写真をドラッグするだけ。
それだけでおしゃれなデザインが完成!
写真だけでなく、色をつけたり、テキストも追加できます。
Canvaのグリッド素材の使い方を画像を使って詳しく解説しましょう。
Contents
Canvaのグリッド素材
グリッドとは、画像などを配置する際の目安になる格子状の線です。
グリッドをつかえば、デザイン要素をきれいに配列させ、ページ全体のデザインを高めることができます。
Canvaには、すでにいくつかのグリッド素材なるものが用意されています。
グリッド素材には、さまざまなレイアウトの格子枠があり、グリッドの幅や色も自由に簡単に変えることができます。
グリッド素材を使えばアイデア次第でデザインの幅が格段にアップするでしょう。
それでは、Canvaのグリット素材の使い方をみていきましょう。
Canvaグリッド素材の使い方
まずはグリット素材の出し方です。
Step1 あらかじめCanvaをひらいて、編集画面(キャンバス)をだしておきます。
Step2 下左図を参考にして、左端メニューから「素材」をクリック。
Step3 「素材」のなかから「グリッド」を選んでクリックします。すると下右図のように、たくさんのグリット素材があらわれます。
たくさんあるなかから今日は、グリッドボックスが5つに分割されている素材を選びました。
下の画像をご覧ください。
クリックすると編集画面(キャンバス)に選んだグリッド素材が表示されます。
そして、ここに注目!
素材は編集画面(キャンバス)いっぱいに表示されています。
私は、ブログアイキャッチ用の横長のキャンバスを設定しましたので、上図のように横長に配置されていますね。
作成したいものによってグリッド素材の大きさや配置具合が変わります。
これは大事なポイントなんです!
後で後悔しないために、あらかじめカスタムサイズからキャンバスの大きさを設定しておくか、作成したいものを選んで、キャンバスサイズを決めてから作業にとりかかりましょう。
では、次に調整やカスタマイズの仕方を見ていきます。
グリッド素材の大きさを変更するには
まずは大きさですね。
グリッド素材の大きさを変えることができます。
ただし、キャンバスの大きさは変わりませんので、先程も申し上げたようにキャンバスの大きさは最初にきちんと決めておく必要があります。
上の図をよーくご覧ください。
キャンバスに表示されたグリッド画面の4つの角と4辺に大きさを変えられるマーク(〇と▭)がついています。
わかりますか?
それでは、グリッド素材を小さくしてみましょう。
右辺の▭をクリックして左に動かしました。
はい、下図のように大きさが変わりましたね。
このように角と辺を動かすことによって大きさを変えることができます。
グリッドの幅を変更するには
グリッドの幅は、デフォルトは「10」で設定されています。
もう少し写真と写真の幅を狭めたい。グリッド線をはっきりさせたい。と思ったときは、グリッド線の幅を変更しましょう。
画面左上「間隔」からグリッド線の幅を変更することができます。
下図のように「間隔」をクリックするとウインドウがあらわれます。
目盛の〇を左右に動かすか、数字を入力してお好みの太さに変更しましょう。
グリッドの色を変更するには
グリッドの色は、背面の色になっています。
なので色を付けたいならば、背面の色を変更すればよいですね。
こちらの記事タイトルのアイキャッチ画像は、背景の色をクリーム色に変更しましたので、グリッドの色もクリーム色になっています。
背景の色、もしくはグリッドがかかる部分の背面の色を設定しておけばグリッドの色は変わるのです。
例えばこんなこともできますね。
画面の左側はこげ茶色、右側はクリーム色の長方形を描いておきます。
そして上にグリッド素材をかさねるように配置します。
グリッド素材が前面に表示されなければ、画像の配置ボタンで、グリッド素材を前面に設定します。
グリッド幅を大きくするとわかりやすいですね。
左側のグリッドの色はこげ茶色で、右側のグリッドの色はクリーム色です。
このことからグリッドの色は背面の色であることがわかると思います。
それではいよいよ枠のなかに写真をいれていきましょう。
出来上がりはこんな風になります。
グリッド幅はデフォルトのまま、グリッドの色もキャンバスの色(白色)です。
グリッドの枠のなかに写真を追加してみよう
グリッドボックスに写真をドラッグすると、写真は自動で調整されて枠のなかにおさまります。
左端メニューから「写真」をクリックし「ひまわり」で検索して、好きな画像をドラッグしました。
こんな感じです。
画像を選択して、上部バーのボタンから「画像の編集」「切り抜き」「反転」などができます。
下図を参照して、それぞれのボタンを押してみてください。
次に「写真」から「春」と検索して、チューリップの画像を、ひまわりの画像下のグリッドボックスに挿入しました。
ドラッグさせれば良いですね。
ハイ、簡単ですね。
でも、よく見ると右端のチューリップの花が欠けてしまっているので残念です。
では、調整して良い感じにしたいと思います。
どうするかというと、画像をダブルクリックすると下の画像のように画像範囲が表示されます。
一部の花が、グリッドボックスの外にでていますね。
では、チューリップの画像をクリックしたまま左に動かしましょう。
ちょうどよいところで止めます。
そして、OKなら画像上部バーの「完了」をクリックしましょう。
これで思い通りに枠の中におさまりましたね。
なお写真調整は「切り抜き」ボタンからも可能で、写真のサイズを変更したり、画像の切り抜きもできます。
画像編集についてもう少しおはなししましょう。
下の画像をご覧ください。
画像を選択して「画像を編集」ボタンをクリックすると、左に編集画面がでます。
こちらから画像の「明るさ」「明暗」「彩度」なども設定できますよ。
写真のほかに色を追加しよう
さて残りのグリッドボックスには、秋と冬の画像を入れて、春夏秋冬と季節が巡っていくようなデザインにしました。
真ん中のグリッドボックスが残りましたね。
そこには写真を入れないで、色で塗りつぶしてみましょう。
画像上の「カラー」ボタンから色を選びます。
「カラー」ボタンをクリックすると左側にカラーパレットがあらわれます。
こげ茶色#491506を選びました。
こうするとグリッドボックスが色で塗りつぶされるでしょ。
アクセントがついて良い感じです。
グリッドにテキストを追加しよう
最後に、真ん中のグリッドボックス内に文字をいれましょう。
フォントやフォントサイズ、文字色、行間隔などは上部バーのオレンジ色の下線を引いたボタンから選択していきます。
今回は、一つのグリッドボックス内に文字を収めましたが、グリッドを大きくまたいで文字をいれることも可能です。
また、文字だけでなくイラストなども追加できますよ。
グリッド素材を組みこんでデザインされているテンプレートをつかう方法
グリッド素材の使い方についていろいろ説明してきましたが、Canvaではグリッド素材をつかっておしゃれにデザインされたテンプレートも用意されています。
下の画像のように、左メニューの「テンプレート」をクリックしましょう。
指定したキャンバスに最適なデザインが表示され、素敵なデザインのものがみつかります。
そのまま利用しても良いし、アイデアの参考にするのも良いでしょう。
まとめ:Canvaのグリッド素材をつかえば写真配置が簡単
今日はCanva のグリッド素材を使ってデザインに挑戦してみました。
デザインをするうえで、グリッド技法は欠かせないものですね。
写真をバランスよくオシャレに配置させるグリッド素材を使えば、素人の私にも簡単でしたよ。
Canvaのよいところは操作が簡単なこと。
みなさまも試してみてください。
本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。
次回もmomenblogをよろしくお願いいたします。