芽が出たにんにくは土に植えよう

芽が出たにんにくは土に植えよう

こんにちは“もめん”です。

にんにくを買ってきたけれど、余ってしまったという経験はありませんか?

おまけに芽が出てしまったなんてことも...

そんな時あなたはどうされていますか?

そのにんにく、捨ててしまうのはもったいないですよ。

種用の球根として土に植えてあげましょう。

芽が出てしまったにんにくから新しいにんにくをつくることができます。

本日は、にんにくのお話です。

にんにくは家庭でも栽培できる

にんにくは家庭でも栽培できます。

ある日、東京に住んでいらっしゃるおばさんとお話する機会がありました。

お花や野菜にとても詳しくて、いつもいろいろと教えていただきます。

おばさん曰く「にんにくに芽がでてしまったら、土に植えてあげなさい。にんにくが育つわよ。」

「捨てたりしたらもったいないわよ!」

そうなのね。

いやはや、これまでなんてもったいないことをしてきたことでしょう。

にんにくはスーパーマーケットで買うものだとずっと思っていましたが、家でも育てることができるんですね。

お話を聞いてからは芽が出てしまったにんにくや、余ったにんにくはプランターに植えることにしました。

9月から10月下旬(温かな地方なら11月上旬)くらいの時期に、余ったにんにくや芽が出てしまったにんにくがあったら、ぜひ土に植えてみてください。

土に植えてあげれば、にんにくを育てることができるのです。

家でにんにくが採れたら助かりますね。

中国産のにんにくは、ひと玉98円くらい。

ひきかえ国産のにんにくのお値段の高いこと。

ひと玉200~300円くらいです。

でも、高いだけあって味は国産に軍配が上がります。

国産にんにくが家でとれたらうれしくないですか?

高いにんにくを無駄にしたらもったいないですね。

もちろん中国産のにんにくでも芽が出てしまったら、土に植えてみてくださいね。

それでは植え方を説明します。

にんにくの植えつけ

にんにくの収穫は年に一度だけ。

にんにくは、夏が苦手な植物です。

夏が終わって9月下旬から10月下旬くらいに種(にんにくの球根)を植えつけます。

そして収穫は翌年の5月下旬から6月下旬です。

ニンニクの収穫と植えつけ時期

なんと、にんにく玉ができるまで8か月もの長い月日がかかるんですね。

土の中でゆっくりゆっくり、一片のにんにくから新しいにんにくが育つのです。

土は、よく耕して石などをとりのぞき、根やにんにく玉が育ちやすいように、ふかふかと柔らかい土にします。

地植えの場合は、植つけの1週間ほど前に、元肥(完熟堆肥)を入れ土を耕しておきます。

プランターなら野菜用、あるいは園芸用の培養土をいれてください。

土に株間15cm、深さ10cmくらいの穴をあけます。

にんにくは一片ずつに分けてください。

球根(一片)の芽が出る方を上向きに、根がでる方を下向きにして土の中におき、土を軽く盛るようにかぶせます。

植えつけ時は、たっぷりの水ををあげましょう。

栽培中、気をつけること

良いにんにくを収穫するために、いくつか気をつけることがあります。

水やり、肥料、花茎の摘み取りについてのアドバイスです。

水やり

土が乾いたらたっぷりの水を与え、乾燥しないように気をつけます。

肥料(追肥)

肥料は原則、元肥1回、追肥は2回です。

  • 1回目の追肥・・・球根を植えつけてから1か月くらいたったら追肥をおこないます。
  • 2回目の追肥・・・年が明けて2月中旬から3月頃に2回目の追肥をおこないます。

寒いときは、にんにくも休眠状態に入りますので、肥料を吸ってくれなくなります。

越冬前の12月までに1回目の追肥を必ずおこないましょう。

花茎の摘み取り

春先の4月から5月くらいに出てくる柔らかい花茎は切り落とします。

つぼみを開花させてしまうと、花に栄養が取られてしまって、良いにんにくができなくなるので早めに摘み取ります。

収穫

5月下旬から6月下旬に、葉の半分ほどが黄色くなってきたら収穫します。

晴天が続く乾燥した日に収穫しましょう。

収穫後は、2~3日乾燥させ、根と茎を切り、ネットなどに入れて冷暗所で保存してください。

まとめ:芽が出たにんにくは土に植えよう

もしも9月から10月ころに、にんにくが余ってしまったり、芽が出たにんにくがあったら土に植えてあげましょう。

一片のにんにくから新しいにんにくができますよ。というお話をさせていただきました。

育てるという楽しみが味わえますね。

一片のにんにくが、6片に増えるという期待感とワクワク感。

8か月間、土の中のにんにくを想像して過ごすのも楽しい日々です。

ぜひ挑戦してみてください。

では、本日はこの辺で

最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。

来年2022年もmomenblogをよろしくお願いいたします。♪