
ようこそ “もめん”です。
「プロフェッショナル」
なんと響きの良い言葉でしょう。
神のような存在の人を連想します。
自分には手の届かない素晴らしい特別な人のように感じます。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」とか見ちゃってるから特別なものに感じてしまうのかもです。
そして、多くの人は、自分は絶対なれないだろうと思うのです。
いやいや、ちょっと待って!
私は、もう誰もがすでにプロフェッショナルだと考えています。
職業人としてお金をもらい、優れた技術や才能を生かして仕事をしているのだったなら、「プロフェッショナル」なのです。
働いている瞬間はプロフェッショナルの意識を持って働きたいですね。
今日は、私が考える「看護のプロフェッショナル」についてお伝えます。
Contents
自分の仕事を一つずつ積み上げていける人がプロフェッショナル
おもい描くプロフェッショナル像は、ひとによって違いますし、さまざまなプロフェッショナル像が存在します。
その人が考えるプロフェッショナル像ですから違って当たり前です。
私が考えるプロフェッショナルとは
毎日、自分の仕事をコツコツ一つずつ積み上げていける人がプロフェッショナルな人だと考えています。
そう、簡単なことなんですよ。
ただその簡単なことがなかなかできないのが人間なのかもしれません。
私にとってのプロフェッショナルとは、いくつ(何歳)になっても
- 謙虚であること
- 反省ができること
- 学んでいけること
このいくつ(何歳)になってもというところが大切です。
そして、
過去に学んだ知識や経験をもとに、今日、できることを自分の持っている力の限りを出して行う。 そして、反省して次の課題を見つけ明日(未来)につなげる。 その繰り返しができることです。
毎日毎日、コツコツと積み上げていける人がプロフェッショナルなのだと考えています。
看護や介護のプロフェッショナル
仕事をしてお金をいただいているのですから、もうプロフェッショナルな世界にいるのです。
経験年数が多いからプロではなく、いくら新人であっても患者さんから見たらプロなんです。
自分は看護師には向いていないという気持ち
ところが、看護師さんには自信のない人が多いです。
本当は、看護師に向いていないんじゃないか…と思いながら働いている人がいっぱいいます。
ほとんどの人が思っています。
反対に、看護師に向いていると思って仕事をしている人のほうが圧倒的に少ないのです。
という私も、新人の時はもちろんですが、何年看護師をやっていても自信をもってやっていたことはないですね。
もちろん自分が看護師に向いているとは思えなかったです。
ほとんどの人が、自分は看護師に向いていないのではないかと悩み、落ち込みながら、患者さんと向き合っているものです。
そして、
看護とは何か?
どうしたらよい看護ができるか?
と、毎日、自問自答しているのです。
自信ないな…
私、看護師に向いてないかも…という気持ちを払しょくするには、
過去に学んだ知識や経験を基に
— もめんmomen (@momen13419893) January 18, 2020
今日できることを
自分の持っている力の限りを出して行う
そして反省し、次の課題を見つけて
明日(未来)につなげる
明日を今日より良い日に✨✨💫
日々、この繰り返しです。
そして日々、積み上げていくことです。
悔しさをばねに、たくさん勉強して自信をつけた看護師さんもいます。
オペ室に配属になって、病棟経験15年以上でも全くの新人で、仕事ができなくて、すごく悔しかった
— おかりーな@看護師のサポーター (@okari3rio) January 15, 2020
だから1から学びなおして、ひとつひとつクリアした
たくさん勉強して知識も力も自信もつけた
結果、患者さんに「安心して手術を受けにきてね」といえる看護師になれた
本当に大変な道のりだった…
自分のために勉強したことが、患者さんのためでもあるのです。
一人ひとりが更なるプロフェッショナルをめざして、努力しかないんです。
一つ一つ積み重ねていくことが大事なんですね。
めざすプロフェッショナル
どんな看護や介護を目指していけばよいのでしょう。
医療の世界に求められるのは、ひととしての心を持ったプロフェッショナルな看護や介護です。
看護や介護、そして医療は、対象が生身の人間だからです。
心が伝わる看護は、人によって造りだされるのです。
人への思いやりだったり、笑顔だったり、ほんの少しの気づきが人を支えることになるからです。
人間には心があります。
私たちは、AIにはない心を持っています。
人の心に触れて、ひとを想うことができるのは人間や動物だけです。
人だからできる看護や介護は、日々の積み重ねによってできるのです。
看護や介護は、日々、人と人とが、かかわり織りなす世界です。
私たち人は、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚)を研ぎ澄まし、五感をとおして患者さんの気持ちに気づき、手を差しのべるすべを知っています。
AIがまだ持ちえない、人だけが持つ心と五感を失わないようにしたいものです。
どんな時もこころを忘れない看護
最近、世の中はAI化が進みつつあります。
時間の短縮や、作業の効率化によって、私たちの暮らしに恩恵をもたらすものがたくさん増えてくるでしょう。
医療の世界でも介護ロボットや、医師に変わって病気の診断や画像診断を行うシステムが構築されつつあるようです。
AIがどんどん進化していっても、複雑な人間を理解するまでには、相当の時間が必要でしょう。
医療の世界にもAIが導入されていくでしょうが、人と人をつなぐ心だけは無くさないようにしたいものです。
さいごに
最後に、もう一度おさらいです。
今日、力の限りを出して行い、反省して明日につなげる。この繰り返しができる人がプロフェッショナルです。
自信をもって、一つ一つ積み上げていきましょう。
それが更なるプロフェッショナルにつながります。
これからの医療に求められるのは、ひととしての心を持ったプロフェッショナルな看護や介護です。
AI化が進んでも、科学が進歩しても、人間の心をなくしてはなりません。
これからも人を思いやるこころを持って看護や介護にあたりましょう。
人の世界は、心と心が織りなす世界ですから。
患者さんの心に響く医療や看護は何か?と毎日問い続けながら患者さんと向き合いましょう。
いつまでも謙虚で、反省し、いくつになっても学んでいける人であってほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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