
おなかの脂肪が気になりだした“もめん”です。
健診のときに、憂うつになるのが、腹囲測定ではないですか?
そだってしまったお腹まわり。
お腹まわりは、見られたくない~という女性陣。
また、腹、出ちゃったな~
きっと、またメタボだって言われるよ。
と嘆いている男性陣。
育ってしまったお腹まわりは、急には元に戻りませんね。
腹囲測定を嫌う人が多いのは納得できます。
だけどお腹まわりは、とても大切な部分なのです。
今回は、ぜひ考えていただきたい腹囲についてのお話です。
- 男性
- お腹まわりが気になりはじめた方
なぜお腹まわりを測るのか
お腹がそだってしまうのは、脂肪が増えているからですね。
お腹まわりを測ることで、内臓のまわりについた脂肪レベルを予測することができるのです。
研究から、内臓脂肪面積と腹囲には、相関関係があることがわかりました。
内臓脂肪面積が100㎠以上に相当する腹囲は、男性85cm以上、女性90cm以上です。
- 腹囲 男性 85cm以上
- 腹囲 女性 90cm以上
ぜひお腹まわりを測ってみてください。
基準値を超えていたら要注意!
内臓脂肪でお腹が満たされてしまっています。
お腹の中に余分な脂肪をため込んでいませんか。
ところで、脂肪が多いと、なぜいけないのか?疑問ですよね。
お腹の中の内臓脂肪の正体はなんなのか。
内臓脂肪について知識を深めましょう。
内臓脂肪の正体は
内臓脂肪は、内臓の周りについている脂肪です。
おなかには内臓を守る骨がありませんね。
骨がないので、内臓をガードするために脂肪がつくようですよ。
皮膚の下に、体をおおうようについているのが皮下脂肪です。
人間の脂肪細胞は、200億~300憶個あります。
- 体温を保つ
- 衝撃から体を守る
- エネルギーを蓄える
- 内臓を守る
- さまざまなホルモンを分泌する
すこし専門的なお話をしますね。
脂肪は、エネルギーを蓄えて、体や内臓を守るほかに、ホルモンを分泌していることがわかっています。
脂肪細胞は、さまざまなホルモンを分泌する内分泌臓器といわれています。
このホルモンをアディポサイトカインといいます。
アディポサイトカインには、血栓をつくりやすくしたり、インスリンの働きを邪魔したり、血圧をあげる悪玉物質と、動脈硬化を防ぐ善玉物質があります。

大切な脂肪ですが、蓄積されすぎると、ホルモンの分泌異常をおこしてしまうのです。
脂肪が蓄積されすぎると、血液中の悪玉物質が増え、善玉物質が低下します。
その結果、動脈硬化がおこりやすくなり、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高くなります。
まるでドミノが次々に倒れていくように、病気が進行していきます。
そして、致命的な病気につながってしまうのですね。
肥満こそ「万病のもと」といわれます。
肥満から臓器がこわれるのです。
臓器を健やかに保ち、健康長寿をえるために余分な脂肪はなくしたいですね。
さあ、まずは自分のお腹まわりを測ってみましょう。
腹囲はへその位置を一周した長さ
健診での腹囲測定は、おへその位置ではかるということが、最近ではだいぶ認知されてきました。
ウエスト63cmのスカートをはいてるのよ。失礼ね!測りなおしてちょうだい。
なんて、お叱りを受けることが度々ありました。
おへその位置で測ることになっていると、丁重にご説明させていただきますが、納得されないことがよくありました。
そうです。
健診の時の腹囲は、ズボンやスカートのウエストサイズではなく、おへその位置を一周した長さです。
簡単ですね。
しかし、困ることに、人間の体は、実にはかりにくいのです。
測りなおしたら、さっきと違っていたなんていうこともあるわけでして。
腹囲は、息を吸ったりはいたりしただけで変わりますし、立ち方でも微妙に変わります。
生身の人間を測るので誤差が生じます。
四角張った箱をはかるのではないので、ある程度の目安と考えてください。
腹囲の正しい測り方についてお話します。
腹囲の正しい測り方
- 両足を肩幅にひらき、両腕を自然に垂らしてまっすぐに立ちます。
- 息を吐いたときにはかります。
- おへその位置で、からだにメジャーを回します。メジャーがよじれていないことを確認します。
*飲食後2時間程度たってからはかりましょう。
*お腹がつきでていて、おへそがかなり下にある場合は、肋骨下縁と上前腸骨棘の高さの中心ではかります。

内臓脂肪を減らそう
腹囲が1cm減ると、1kgの内臓脂肪が減ったことに相当するといわれています。
腹囲1㎝減らす=1kgの内臓脂肪が減ったこと
1cmが、1kgですよ。
想像してください。お味噌1kg、砂糖1kg、小麦粉1kg・・・
わぁ、すごい量ですよ。
少しがんばって腹囲を減らすと、内臓脂肪を減らすことができます。
腹囲を1㎝減らして、1㎏の内臓脂肪をなくそう:まとめ
脂肪のうち内臓脂肪は、増えすぎると生活習慣病にかかりやすくなり、ひいては大きな病気をひきおこします。
内臓脂肪を減らしましょう。
どちらかというと、内臓脂肪は、皮下脂肪より落としやすいといわれています。
お腹は、健康のバロメーターです。
お腹まわりを気にしてください。
病気にならないために、お腹まわりは重要です。
育ってしまっていたら、1㎝減らす努力を。
まだ大丈夫という人は、ぜひ育たないように気をつけてください。
次回は、お腹に有効な運動など内臓脂肪をつくらないヒントをお届けします。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。