Canvaでおもしろグラフを描こう作成方法を図で解説

Canvaでおもしろグラフを描こう

2021年2月、Canvaのグラフにあたらしいグラフが追加されました。

追加されたのは5種類のグラフ。

イラスト的なグラフで、グラフが持っている視覚に訴える力がさらにグレードアップすること間違いなし。

この機能をつかえば、おもしろいグラフがつくれそうですね。

とても興味深いグラフが無料でつくれるので、ご紹介します。

追加されたグラフは5種類

追加されたグラフは、プログレスリング、プログレスバー、進捗円グラフ、進捗メーター、ピクトグラムの5種類です

Canvaグラフ プログレスリング

【プログレスリング】

進捗状況や進捗率をリングで表示

Canvaグラフ プログレスバー

【プログレスバー】

進捗状況や進捗率を横棒で表示

Canvaグラフ 進捗円グラフ

【進捗円グラフ】

進捗状況や進捗率を半円で表示

Canvaグラフ 進捗メーター

【進捗メーター】

進捗状況や進捗率をメーターの針で表示

Canvaグラフ ピクトグラム

【ピクトグラム】

イラストで数値情報を表示

プログレスリング、プログレスバー、進捗円グラフ、進捗メーターの4つは、ものごとがどの程度進んでいるか進捗状況や進捗率を表すグラフのなかまです。

ピクトグラムも進捗状況や達成率、そして二つの比較対象の割合などを表すのに適しています。

どれもイラスト的で遊び心があり、楽しくなるようなグラフになっていますね。

それでは、まずはグラフがどこにあるのか見てみましょう。

グラフのひらき方

まずは、グラフの開き方です。

素材からグラフを選びます。

1⃣Canvaキャンパスを開いておき、画面左のメニューから【素材】をクリックします。

2⃣【素材】→【グラフ】をクリックしてください。

「 グラフ 」か「 すべて表示 」の文字の部分をクリックすればグラフ一覧が表示されます。

3⃣さまざまなグラフが表示されますので、お好きなグラフ形態とお好きな色を選んでクリックします。

グラフ形態と色は後からでも変更できますので、あまり慎重にならなくても大丈夫ですよ。

それでは、新しく追加された5つのグラフを一つずつ詳しくみていきましょう。

プログレスリング

プログレスリングは、リング状に進捗状況や二つの比較対象の割合を%であらわします。

Canvaグラフの使い方は、いたって簡単。

線の太さや色を変えることも簡単にできます。

プログレスリングの使い方を順番に説明していきましょう。

1⃣プログレスリングのブルーを選びました。グラフをクリックすると、以下のようなデフォルト画面があらわれます。

プログレスリングデフォルト

デフォルトでは、パーセンテージ:67%、線の太さ:20、パーセンテージラベル:OFF(表示なし)、エンドポイント(丸):ON(丸)になっています。

それでは項目を一つ一つ動かしてみましょう。

2⃣パーセンテージを67%→40%に変更しました。青色の部分が少なくなりましたね。

パーセンテージを40に変更

パーセンテージは、小数点以下も反映されます。

例えば売り上げ目標のうち、どのくらいの売り上げがあったのかをパーセンテージであらわすときなどに最適ですね。

3⃣線の太さを20→11に変更しました。線の太さが細くなり、リングの内側が広がります。

グラフの太さを11に変更

4⃣パーセンテージラベルをONにしてみましょう。ボタンを右にスライドさせてください。自動でパーセンテージがリングの内側に表示されます。67%と表示されました。

パーセンテージラベルを表示します。

エンドポイントは、2つの数値の境の形です。ボタンをスライドさせることによって、丸と直線が選べます。

5⃣グラフの色を変えてみましょう。

バーのカラーボタンをクリックすることで簡単に色を変えることができます。

左側の濃いグレー部分をクリックすると、左側にカラーパレットが表れます。カラーパレットからライトグレー#d9d9d9を選びクリックしました。

ライトグレーに変わりましたね。

グラフの色を変更します。

6⃣リング右側の色も変えてみましょう。右側のカラーボタンをクリックし、カラーパレットのなかからお好きな色を選びます。ピンク#ff66c4を選びました。

ピンク色に変更しました。

7⃣パーセンテージラベルの文字色も変えることができます。文字カラーボタンをクリックし、左側のカラーパレットから緑色を選択しました。

パーセンテージラベルの色を変更

画面上のバーから、ラベルの書体や文字の大きさなども変えることができます。

カラーボタンの横が、ラベルの書体ボタン。

その横の数字を動かすことで文字の大きさが変わります。

パーセンテージを67.8%と小数点以下まで入力した場合は、パーセンテージラベルの文字がリング内側の白い部分におさまりきれずはみ出してしまいます。

その場合は、バーからフォントサイズを変更して、文字の大きさを調整してください。

プログレスバー

次はプログレスバーです。

プログレスバーは、水平方向のバーで進捗状況や二つの比較対象の割合を%であらわします。

グラフ一覧から、プログレスバー水色をクリックしてみましょう。

下のようなデフォルテになっています。

Canvaグラフ プログレスバー

パーセンテージ:67%、線の太さ:18、パーセンテージラベル:OFF、エンドポイント(丸):ONです。

では、パーセンテージラベルを、右へスライドしてONにしてみましょう。

プログレスバーのパーセンテージラベル

プログレスバーでは、グラフの右側外にパーセンテージが表示されます。

プログレスバーもパーセンテージは小数点以下も反映されます。

進捗円グラフ

3番目は進捗円グラフです。

半円型で進捗状況や二つの比較対象の割合を%であらわします。

デフォルテは、パーセンテージ:67%、線の太さ:20、パーセンテージラベル:OFF、エンドポイント:OFFとなっています。

Canvaグラフ 進捗円グラフ

パーセンテージラベルボタンを右にスライドさせてみましょう。

進捗円グラフのパーセンテージラベル

上の図のように、パーセンテージラベルは、半円のなかに表示されます。

こちらも、パーセンテージは小数点以下まで反映されます。

進捗メーター

車や機械のメーター型になっていて、針のふれ具合で進捗状況や進捗率、達成状況などをあらわすのに適しています。

デフォルテは、パーセンテージ:26%、線の太さ:18となっています。

パーセンテージラベルボタンはないので、ラベルが必要であれば自分で文字テキストから作成するとよいでしょう。

Canvaグラフ 進捗メーター

パーセンテージを72%に変更させました。(小数点以下まで反映されます。)

メーターの針がおおきく右にふれましたね。このように針の動きで達成度や数値を伝えます。

進捗メーターは針で数値を表示

目標達成状況やプロジェクトの進み具合などにつかうと、モチベーションを高めることができそうですね。

ピクトグラム

ピクトグラムは、「絵文字」や「絵単語」とも呼ばれ、何らかの情報や注意を伝えるための視覚記号(サイン)です。

例えば、男子トイレと女子トイレのマークがピクトグラムですね。

ピクトグラムをみれば一瞬でおおまかな意味が伝わります。

このように連想しやすいイラストをグラフに組み込むことによって、結果や伝えたい意味が、見る人に一瞬で伝わるグラフができます。

Canvaでは、なんと30のイラストが用意されています。

グラフのアイデアがふくらみますね。

では作り方を説明しましょう。

1⃣グラフ一覧からピクトグラム青を選んでクリックしました。

Canvaグラフ ピクトグラム

キャンバスに人型のピクトグラムが表示されました。

デフォルトは、人型で、合計アイテム数:10、塗りつぶしアイテム数:6、スペース:1となっています。

左に30のイラストが表示されていますので、好きなイラストを選びクリックすれば、グラフをつくることができます。

2⃣最初に、アイテム数を18にしてみましょう。アイテム数は、イラストの数です。

ピクトグラムのアイテム数を変更

人型が18個表示されました。アイテム数は、最大100まで表示できます。

2⃣塗りつぶし数を3にしてみましょう。

ピクトグラムの塗りつぶし数を変更

塗りつぶし数には、小数点以下が反映されません。

計算すると割合が2.5人となる場合は半分だけ色がつくとまことに良いのですが、残念ながらそこまでの機能はありません。

3⃣イラストとイラストの間を広げてみましょう。スペースを10に変更しました。

ピクトグラム アイテムのスペースを広げる

こうですね。間が空きました。

たとえば、国民の2人に1人が「がん」になり、さらに3人に1人が「がん」で亡くなるということを説明するときに、このピクトグラムでグラフを作成したら良いですね。

説得力が一段と増すことはまちがいないです。

まとめ:Canvaでおもしろグラフを描こう

いかがでしたか。

今日は5つの新しいグラフを紹介しました。

おもしろいグラフでしたね。

グラフをつかうことで説得力が増すのであれば、ブログにも取り入れたいですね。

Canvaでは、ブログのアイキャッチ画像にとどまらず、Pinterest(ピンタレスト)画像や動画ピン、インスタグラム画像やロゴなどさまざまなシーンで大いに役立つ機能が無料で使用できます。

そして、新しい機能がどんどん追加されています。

こんな機能ほしかった~と思うような機能もあります。

使わないのはもったいないですね。

今日のお話を参考にしていただければ幸いです。

棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなどの作り方は、こちらの記事にまとめてあります。ご覧いただければ幸いです。

ブログやレポートを書いていると、データをグラフであらわしたいと思うことがあります。Canvaを使えば、おしゃれでカラフルなグラフをつくることができます。画像で作り方を詳しく説明します。

今日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。

次回もmomenblogへのご訪問をお待ちしております。