Canvaをつかってデザインをつくる配置ボタンの使い方

Canva配置ボタン

ようこそ“もめん”です。

Canvaをつかって画像や動画をつくっている方は多いのではないでしょうか?

ブロガーさんならアイキャッチ(記事内容を伝える画像)をささっとつくりたいと思うものです。

そんなときのお助けマン「Canva」です。

Canvaには便利な機能が備わっているのですが、案外使いこなせていない方が多いのではないでしょうか。

知らないともったいないですね。

使ってみると便利ですよ。

今日は意外と知らない「配置」ボタンの使い方をご説明します。

Canvaの配置ボタンでできること

「配置ボタン」とは名前の通り画像の位置を操作するボタンです。

Canvaの配置ボタンをつかうと、大きく分けて二つの操作が可能です。

  • ページにあわせて配置を操作する
  • 画像のかさなりを操作する

一つは、ボタンをクリックするだけで、ページにあわせて画像を配置する位置を選べる機能です。

もう一つは、画像のかさなり具合を選択できます。

画像がかさなった場合に、前面に配置するのか背面に配置するのかを指定するボタンです。

それでは、配置ボタンの使い方について、実際に画像をつかって説明していきます。

配置ボタンの使いかた:ページにあわせる配置

まずは、ページにあわせる配置のしかたです。

配置ボタンのなかのページにあわせる配置ボタンをつかうと、ページにあわせて配置を決める場合にとても便利です。

四角形で説明しますね。

キャンバス(編集画面)の左側、高さ方向の中央に四角い画像があります。

キャンバス(編集画面)左中央に四角形があります。

画像を選択して、キャンバス(編集画面)の上部にある「配置ボタン」を押してみましょう。

配置ボタンを押してみましょう

するとウインドウのなかに操作ボタンがあらわれます。

さらに「ページにあわせる」のなかに

  • 上揃え
  • 左揃え
  • (キャンバスの高さに対しての)中央揃え
  • (キャンバスの幅に対しての)中央揃え
  • 下揃え
  • 右揃え

のボタンが用意されています。

こちらの画像は、高さに対して中央にあるので「(キャンバスの高さに対しての)中央揃え」の部分は薄くなっています。

ボタンのなかから「下揃え」をクリックしてみましょう。

キャンバス(操作画面)いっぱいまで下へ画像が移動しました。

下揃えを押します

さらに「左揃え」を選択します。

画像は、「下揃え」をキープしたままキャンバス(編集画面)の左側いっぱいまで移動します。

左揃えを選択します

このようにボタンをつかうことで、一瞬に画像を配置できるのはまことに便利ですね。

配置ボタンのなかには、もう一つ覚えておくと便利なボタンがあります。

それは、画像をかさねて配置するときに活躍するボタンです。

つぎに説明するのは、かさなり具合を指定するボタンです。

こちらも図で説明していきます。

配置ボタンの使いかた:画像をかさねて配置する

下の図のように、紫、ピンク、緑の3色の正方形が少しずつかさなっている画像で説明しましょう。

3色の四角形が少しずつ重なっています。

一番上に紫、その下にピンク、ピンクの下に緑がくるようにかさなっています。

では画像の位置と順番はそのままで、重なり具合を反対に、紫の上にピンクがかさなって、ピンクの上に緑がかさなるようにしてみましょう。

どうするかというと、ピンクの画像を選択して、配置ボタンのなかの「前面へ」をクリックします。

ピンクが紫とみどりの上に表示されましたね。

ピンクの画像を選択して配置ボタンの前面へをクリックします。

そのあとで、緑色の画像を選択して「配置ボタン」→「前面へ」をクリックします。

そのあとで、緑の画像を選択して「前面へ」をクリックします。

かさなり具合が逆になったのがお分かりいただけますでしょうか。

こちらの場合は、紫を「背面へ」とした後に、緑を「前面へ」としても同じようにできますね。

かさなりを操作するボタンは4種類です。ショートカットキーでも操作できます。

  • 前面へ ctrl + ]
  • 背面へ  ctrl + [
  • 最前面へ ctrl + alt + ]
  • 最背面へ  ctrl + alt + [

画像をページにあわせて配置し、かさなりも操作する

「ページにあわせた配置」と「前面へ」「背面へ」を理解できると次のようなこともできます。

配置ボタンをつかって、大きさのちがう長方形を中央にかさねてみましょう。

キーボードの「R」を押して長方形を表示させます。色はピンクにしました。

キーボードの「R」を押して長方形を描きます

さらにキーボードの「R」を押して長方形を描き、大きさを縮小させて色はパープルとします。

選択したまま「配置」→「中央揃え」→「中央揃え」で中央に配置します。

パープルの長方形をかさねます

もう一つ小さな画像をかさねてみましょう。

キーボード「R」→縮小して色はバイオレット→「配置」→「中央揃え」→「中央揃え」として、さらに小さな画像を中央に重ねます。

さらにバイオレットの長方形をかさねます

このような画像ができました。

3色の大きさのちがう長方形がかさなりました

これでも良いのですが、もう一つピンクとパープルの間に画像をいれたいと思います。ピンクよりも小さく、パープルよりも大きな長方形の画像です。

あなたならどうしますか?初めからやり直しますか?画像をずらして操作しますか?

いえいえ簡単にできますよ。

そんな時に活躍してくれるのが「配置」ボタンなのです。

それではやってみましょう。

描いた画像はそのままの状態で、さらにピンクよりも少し小さなマゼンタ色の長方形を描きます。

ピンクとパープルの間にもう一つ画像をいれます

小さな画像が隠れて見えなくなってしまいましたね。

でも大丈夫!

マゼンタを選択したまま、「配置」→「最背面へ」をクリックします。

配置ボタンから最背面をクリックします。

さらにピンク色の長方形を選択して「最背面へ」をクリックします。

ピンク色を選択して最背面をクリックします

ハイ、できました。

4色の大きさが違う長方形が中央を起点にかさなっています。

できました。4色の長方形が中央を起点にかさなりました

まとめ:Canvaをつかってデザインをつくる配置ボタンの使い方

今日は配置ボタンの使い方について、画像多めで説明しました。

写真や素材の配置をきめるときに活躍してくれるボタンです。

ぜひ使い方をマスターして活用してみてください。

みなさまのお役に立てたなら幸いです。

今日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございます。

次回もお楽しみに。