庭で育てて収穫した果物でジャムをつくること…
それは、幸せな贅沢な時間です。
夫は果物を育てることを楽しみ、収穫した果物でジャムづくりを楽しみます。
この夫がつくる果実とジャムに舌鼓を打てる私は幸せものです。
そして一年間さまざまなジャムを味わえることは、さらにこの上ない喜びです。
今日は、庭で育てたパッションフルーツの実で、夫がジャムをつくりました。
ジャムづくりは私よりも夫の腕前の方がはるかに上!
果物をそのままいただくのも美味しいですが、瓶に詰められたジャムの色の鮮やかさと、芳醇な香りと甘さにこころは魅せられます。
今日は、パッションフルーツジャムのお話です。
パッションフルーツ
パッションフルーツは、南米が原産のつる性の熱帯果樹で、トケイソウ科の植物。
花が時計の文字盤を思わせることから和名では「クダモノトケイソウ」といわれています。
栄養価も優れていて、果肉部分にはβカロテンがたっぷり。
また、ビタミンB6、ビタミンC、葉酸も多く含まれています。
パッションフルーツは、種も食べられる果物です。
生で食べる場合は、パッションフルーツを半分に切り、果肉を種ごとスプーンですくって食べます。
私たちが庭にパッションフルーツを植えたのは、グリーンカーテンとして夏の間の強い日差しを遮ってもらうためでした。
つるがぐんぐん伸び、つややかな緑色の葉が生い茂り、グリーンカーテンの役目をしっかりと果たしてくれます。
それだけでなく甘い香りのする鮮やかな花が次から次からへと咲き、私たちの目をたのしませてくれました。
その花に、緑色の実がつくのです。
この実の果肉をつかってジャムをつくります。
パッションフルーツを育てよう
パッションフルーツジャムをつくるためには、パッションフルーツの果肉が必要ですね。
温かな地域でしたらパッションフルーツを育てることができます。
パッションフルーツの苗を、大きなプランターもしくは地に植えてください。
あとは園芸用のネットを張って、つるが伸びるのを助けます。
強い植物なので育てやすく、苗一本でも驚くほどたくさんの実を収穫することができますよ。
そして上手に冬を越してあげれば、翌年も芽をだして成長してくれる、とても生命力の強い植物です。
翌年もグリーンカーテンとして楽しんだ後には実を収穫してジャムづくりまで楽しめます。
こうして2~3年は楽しむことができるので、とてもうれしい植物です。
パッションフルーツをつかったグリーンカーテンのつくり方については、こちらの記事にまとめてありますのでご一読いただければ幸いです。
極上の味パッションフルーツジャムのつくり方
- パッションフルーツの実 大小合わせて50個
- 砂糖 大さじ3杯
- 塩 ほんの少々
材料は、パッションフルーツと砂糖と塩です。
種ごと果肉を食べるパッションフルーツですが、今回は種を取りのぞき、なめらかな口当たりのジャムにしました。
そのため大小合わせて50個の実をつかいましたが、お好みの量でつくっていただければと思います。
パッションフルーツの実は、皮が赤くなって、皮にしわがあらわれたら食べごろサイン。
木で熟した実は、赤くなり自然にぽろっと地面に落下して、食べごろを私たちに教えてくれます。
まだ緑色で熟していない実は、収穫後、皮が赤くなるまで常温において熟すのを待ちましょう。
それでは、つくり方を順番に説明していきますね。
【1】皮が赤くなり、少ししわがでてきて熟したパッションフルーツを用意します。
【2】パッションフルーツを半分にカットします。
【3】果肉をスプーンなどでとりだしましょう。
【4】とりだした果肉を鍋にいれ火にかけます。沸騰したら砂糖と一つまみの塩を入れ、中火で3分ほど煮ます。
【5】ざるなどで濾して種を取りのぞきます。種を取りのぞくことでなめらかなジャムができあがります。
【6】濾した液を鍋にもどしさらに煮詰めます。味をみて砂糖が足りなければ追加してください。
【7】とろみがついてきたら出来上がりです。煮沸した瓶に詰めましょう。
まとめ:パパはジャムづくり名人~庭で育てたパッションフルーツでジャムをつくる
パッションフルーツには、一年間を通してたくさんの幸せと恵みをいただきました。
夏の間はグリーンカーテンとして日差しを遮ってもらい、葉や花や実を愛でることができました。
そして、最後にこのジャムを味わうことができてパッションフルーツにはこころから感謝です。
もちろん実を結んでくれたのはパッションフルーツですが、パッションフルーツを育て、さらに極上のジャムに仕上げたのは夫の力によるものです。
なめらかな口当たりと鮮やかなオレンジ色のパッションフルーツジャム。
私は夫に「ジャムづくり名人」の称号を授与したいと思います。
本日は、庭で育てたパッションフルーツで夫がつくったパッションフルーツのお話でした。
今日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。
次回もお楽しみに♪