季節を楽しむ~どくだみの花だけでつくる化粧水~つくり方と使用した感想

季節を楽しむ~どくだみの花だけでつくる化粧水

ようこそ“もめん”です。

6月、どくだみの花がきれいに咲く季節を迎えましたね。

数年前、どくだみの花で化粧水をつくることができると知り、いつか私もつくってみたいと思う気持ちが膨らみました。

今年こそは、どくだみの花をつかってどくだみ化粧水つくりに挑戦!

と決めていました。

だから、どくだみの花が咲く季節が待ち遠しかったのです。

今年は、わが家の裏庭にあるどくだみにも清楚な花がたくさん咲きました。

化粧水つくりは、花を摘んでホワイトリカーを注ぐだけ!!なのですが、ワクワク楽しいんですよ。

ビンに詰められてホワイトリカーに浸かったどくだみの花は、ため息がでるほど清楚で上品で色鮮やかなんです。

そして2週間後、想っていた以上に、花の甘いよい香りがする化粧水ができました。

身近な花で簡単に化粧水ができるんですね。

本日は、どくだみの花だけをつかったどくだみ化粧水のつくり方と、実際に肌につけた感想をお話します。

どくだみの花

どくだみの花

どくだみの花は、白色と思われている方が多いのではないでしょうか。

実は、どくだみの白い花びらにみえる部分は、蕾を包むように葉が変形した総苞片(そうほうへん)で、中心の突出した黄色い部分だけが花なのです。

でも一般的に白い部分と黄色の部分を合わせて、どくだみの花という認識ですね。

今回の化粧水も、白い部分と黄色の部分をつかってつくっています。

どくだみの花には、イソクエルシトリンという物質が含まれています。

イソクエルシトリンはケルセチン配糖体の一種で、お肌にハリを与え、なめらかに保つ効果があるといわれています。

そして、花だけでつくった化粧水は、どくだみ特有の香りが少なく使いやすいそうです。

どんな香りなのか、お肌につけたときのつけ心地はどんなでしょうか。

実際に作って検証してみましょう。

どくだみの花の化粧水つくり方

用意するものは

  • どくだみの花
  • ホワイトリカーもしくは焼酎
  • 蓋ができる広口のビン
  • ハサミ
  • ざる
  • 化粧水をいれるスプレーボトルなど

では、つくり方を説明していきます。

① ビンを熱湯消毒しておきます。

瓶は、ジャムが入っていた大きめの瓶など、花が入れやすい広口の蓋があるビンを用意してください。

カビが生えないように熱湯で消毒して、十分に乾燥させておきましょう。

② どくだみの花を摘みます。

どくだみの花を摘みましょう

花は、なるべくきれいな場所で咲いているきれいな花を選びましょう。

ハサミをつかって花を一つずつ切りとります。

少しくらい葉が入ってしまっても問題ありません。

③ ビンに花を詰めます。

ビンにふんわりと花を詰めていきます。

きれいな花でしたら洗わなくてもそのままビンに詰めていただいて大丈夫です。

汚れが気になるようでしたら、サッと水で洗って水気をきってから詰めましょう。

④ ホワイトリカーを注ぎます。

花が浸るくらいにホワイトリカーを注ぎます

花が浸るくらいにホワイトリカーを注ぎましょう。

ホワイトリカーが手に入らなければ焼酎で代用が可能です。

⑤ 日の当たらない涼しいところに保存します

蓋をして日の当たらない涼しいところに保存しましょう。

日がたつと液体が色づいてきます。

一週間くらいから使用できるようですが、私は2週間後、うわずみ液をスプレーボトルに詰めて使用してみました。

薄っすらと色がついているのがわかります。

2週間後うっすら褐色の化粧水をスプレーボトルに詰めました

漬けておいた花を取りのぞきたければ、コーヒーフィルターやクッキングペーパーなどで濾して、濾した液をボトルなどに詰めておけばよいでしょう。

花が入った状態で一年間保存すると、琥珀色の化粧水になるようです。

私は、色の変化を楽しみたいし、色が濃くなった化粧水のつけ心地をためしてみたいので、濾してしまわずにこのまま花を残した状態で保存しておくことにしました。

肌につけた感想

ホワイトリカーにつけてから2週間後、スプレーボトルに取り分けたどくだみの花化粧水は、薄っすら褐色です。

真っ先に感じたのが花の香り。

甘い花の香りが心地よいです。

どくだみ特有の香りは、全然気になりません。

つぎにさっぱり感。

アルコールの影響もあるのでしょうが、さっぱりとしたつけ心地です。

そして、肌にスッとしみこみ毛穴がひきしまる感じがありました。

油肌の方には最適。

油分の多い男性の肌がサラッとします。

夫に試してもらったところ、さっぱりして気持ちがよいと感想をもらいました。

私は、どちらかというと乾燥肌タイプ。

どくだみの花の化粧水は、さっぱりとはしていますがなめらか感もありますので、乾燥肌タイプの私でも乾燥しすぎるということはありませんでした。

グリセリンなどをまぜる方もいらっしゃるようですが、どくだみだけで十分だと感じています。

あくまでも使用してみての私個人の感想です。

なおアルコールを使用しているので、お酒を飲んだり、消毒用アルコールをつかった場合に発疹がでるなど過敏症のある方にはおすすめできません。

どくだみ化粧水を使用するときは必ずパッチテストを行なってから顔に使用してください。

まとめ:どくだみの花だけでつくる化粧水 つくり方と使用した感想

念願だったどくだみの花だけでつくるどくだみ化粧水をつくることができました。

安全な材料だけでできるので安心ですし、お財布にも優しい化粧水です。

できあがった化粧水に満足しています。

一年後が楽しみです。

どくだみの花が咲いたらまた来年もつくろうと思います。

そして、一年ねかせた化粧水をつかうのが楽しみでもあります。

今日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。

次回もお楽しみに♪