母の日のプレゼントに添えられていた手作りカード。
カードには、HAPPY MOTHERS DAY♡のメッセージとともに花が描かれています。
ペーパークイリングというクラフトで、こんなにもかわいいカードができるなんて…
大切な人にペーパークイリングで、手作りカードを贈りましょう。
読んでいただけましたら、カードの作り方とペーパークイリングを学べます。
母の日のプレゼントに手作りのカードを添えて
私が手作り大好きということを知っているからでしょう。
時々、手作りしたものをプレゼントしてくれます。
今回は、ペーパークイリングの手法をつかって手作りしたカードが添えられていました。
こんなかわいいカードが添えられていたら喜ばない人はいないでしょう。
ペーパークイリングが施されている花のデザインにメロメロ。
そして、初めて見る手法ペーパークイリングに興味を持ちました。
ペーパークイリングとは
細長い紙をくるくる巻いて渦巻き型のパーツをつくり、パーツ同士をはり合わせて組み合わせることで図案を装飾していくクラフトです。
私は、若い時からハンドメイドに興味があり、ハンドメイドの本をみたり、自分で手作りを楽しむこともあります。
でも、ペーパークイリングは知りませんでした。
あたらしいクラフトかと思いきや意外と歴史があって驚きました。
もともとは金属で装飾を施していたものが、金属が高価であったために徐々に紙に変わってきたようです。
15~16世紀のフランスやイタリアの修道女が、古くなった聖書を切り取り、クイリングの技法を使って聖書の表紙や宗教画を飾ったことで、ペーパークイリングが普及していきます。
当時は、ガチョウの羽をつかって紙をくるくる巻いていたので、クイル(Quill:羽軸)からクイリング(Quilling)と呼ばれているようです。
ペーパークイリングは習得が簡単で、手軽に楽しめるペーパークラフト。
次に、ペーパークイリングの「基本パーツ」の作り方を説明しますね。
ペーパークイリングの作り方
用意するものは、カラーペーパー、クイリングバー、ボンド、つまようじです。
クイリングバーは、パーツをつくるときの重要な道具。
カラーペーパーをクイリングバーの溝に挟んで、くるくる巻きあげます。
ペーパーが細いので、ボンドをつけるときに爪楊枝を使うとよいです。
ペーパークイリングのおためしキットを使えばペーパークイリングの基本的な巻き方や、基本パーツの作り方がすぐに学べます。
アイデア次第で、グリーティングカードなどのオリジナルの作品を簡単につくることができます。
ペーパークイリングのおためしキットをつかって、楽しさを体験してみてください。
キットの中には次のものが入っています。
- カラーペーパー3㎜巾9色 各10本
- クイリングバー(バーの先の溝に紙をはさんでくるくる巻く道具)
- ボンド
- 説明書
あとは、装飾するものを用意します。
カードであれば色画用紙などを用意してください。
それでは、基本パーツの作り方を説明します。
カラーペーパーの端をクイリングバーに挟み、くるくる巻いて形をつくります。
まずは、もっともよくつかわれる基本パーツ【ルーズサークル】
【タイトサークル】と【ティアドロップ】の作り方です。
応用パーツ【ハート】の作り方です。
①テープを半分に折ります。端から中心に向かってくるくる巻きます。
②反対側も中心に向かってくるくる巻きます。
③ハート型の出来上がりです。カラーペーパーの長さによってさまざまな大きさのハートができます。
パーツが完成したら図案をみながら用意したカード用紙に、立体的になるように貼りつけます。
小さなパーツを貼り付けていくので、ピンセットなどがあると便利です。
きれいに貼るコツをまとめましたので参考にしてください。
- ボンドをつけすぎない
- つまようじを使って少しずつボンドをつける
- パーツをピンセットで持つ
図案は、別の紙に大まかな目安として書いておきます。
カードは、真ん中にメッセージ(HAPPY MOTHERS DAY)を配置し、その周りをクイリングパーツでかざりました。
大きな花と小さな花を重ねて立体的にしたり、パーツの大きさやパーツの組み合わせかたで様々な模様が出来上がります。
ペーパークイリングで手作りカードを贈ろう:まとめ
いかがでしたか。
やってみると、簡単にかわいらしいパーツができます。
あなたにもできますよ。
今回紹介したのは、基本的なパーツのみですが、それだけでも素敵なカードが出来上がりました。
ぜひペーパークイリングで、カードを手作りしてみてください。
世界に一つだけのカードで幸せが倍になることでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。