ターシャ・テューダーの言葉~何があっても前を向いてを読んで~

ターシャの言葉

ターシャは、私の憧れのひとです。

ゆるぎない哲学と信念をもって生きた女性。

ターシャの生き方に教えられることがあります。

この夏、ターシャ・テューダー著、ターシャのシンプルメッセージ「何があっても前を向いて」を読みました。

ターシャの素敵な絵とともに、ターシャからのシンプルなメッセージが書かれている本です。

あなたも、ターシャの言葉から勇気と感動を感じていただけたら幸いです。

ターシャ・テューダー

ターシャをご存じない方のために、どんな人なのかを紹介しますね。

ターシャ・テューダーは、アメリカの絵本作家です。

1915-2008年没、享年92歳

ターシャの絵には、表情がゆたかで愛らしい、こどもや動物、花々が登場します。

そして日常があたたかく描かれていて有名です。

もう一つ、ターシャの名を世界に知らしめたのは、ターシャが創り上げた広大な庭でした。

2005年(平成17年)NHKハイビジョン特集で、ターシャの美しい庭が紹介されました。

アメリカ、バーモント州の郊外に広がるナチュラルガーデンです。

彼女が57歳のときから30年以上かけて創り上げた30万坪の庭。

それはそれはみごとなのです。

この番組がお茶の間に届いた時、ターシャは87歳。

季節の花々を育て続ける彼女のライフスタイルを、一年にわたって追ったドキュメントでした。

テラスで、自分の庭をみながらのお茶の時間。

お茶を飲みながら、パートナーのコーギー犬メギーと、鶏のチカホミーとの語らい。

なんとも静かな、穏やかな時間です。

コーギーコテージとなずけられたターシャの庭には、春の訪れとともに花々が咲き乱れます。

動物を愛し、植物や花々を愛し、自然を愛して生きるターシャ・テューダーの姿に目を奪われました。

ろうそくやりんごジュース、料理はもちろんクッキーやジャム、バター、アイスクリーム、洋服はもちろんおもちゃの人形も、なんでも手作り。

なんと質素で優雅な暮らしぶりなのでしょうか。

ターシャは、結婚をし農業をしながら4人の子供を育てました。

しかし、長女が18歳のときに離婚をし、絵の仕事をしながらひとりで子供を育て上げます。

質素だけれども、とても優雅な生活ぶりは、これまでの生い立ちに関係しているようですね。

そして、こども達が巣立った56歳のときに、バーモント州の郊外に移り住みました。

そこからターシャの念願だった庭創りがはじまったのです。

なんと57歳からなんですよ。

年齢は関係ないですね。

「過去を悔やむより、これからの人生を楽しんで」

「やりたいことがあるなら、始めてみたら?」

と、ターシャは言っています。

自分らしさを貫いたターシャには、勇気をもらえますよね。

自分がしたいことを、自分がいいと思うように、楽しんで挑戦し続けた女性です。

ターシャのシンプルメッセージ「何があっても前を向いて」

ターシャの絵本や写真集はよく目にしますが、この本はターシャの絵とともに、ターシャからのメッセージが一冊の本にまとめられています。

文・絵:ターシャ・テューダー

訳者:倉野雅子

発行者:株式会社KADOKAWA

Kindle版(電子書籍)でも読むことができます。

彼女のゆるぎない哲学。

長年の生活のなかから勝ち得た信念の数々。

この本のなかには、女性らしい生活に根ざしたやさしい言葉で、50のメッセージがちりばめられています。

メッセージからは、彼女のやさしさと強さが垣間みられるのですが、シンプルな言葉は、アメリカのグランマに言われたかのようにスッと心に響きます。

挿絵になっているターシャの絵が可愛いから、効果が倍増されるのかもしれませんね。

ターシャの言葉から私が好きな言葉を紹介します。

ターシャの言葉

どれも素敵な言葉ですが、もめんが選んだベスト5です。

  • 思い通りにいかないことなんていくらでもあるわ
  • どうせやるなら楽しんで
  • ユーモアを忘れないで
  • 鳥や動物にも意志も感情もあるのよ
  • 何があっても前を向いて

どれも何気ないやさしい言葉ですね。

だけど、メッセージの一つ一つに、ターシャの心からの想いが込められています。

こどものころのターシャは、両親の離婚によって、思い通りの幸せな生活ではありませんでした。

ターシャ自身も結婚するものの離婚をし、4人の子供を抱えて大変な時代をすごしました。

その苦しみや辛さを跳ね飛ばしてきた、強いターシャからのメッセージです。

「ユーモアを忘れないで」の挿絵は、エプロンをつけたコーギー犬のお母さんが、大きな桶にはいった子犬たちを洗っている絵です。

愉快な絵に、おもわず笑みがこぼれます。

ターシャは、メッセージ通りユーモアを忘れない素敵なおばあちゃんでした。

「鳥や動物にも意志も感情もあるのよ」は、動物を愛したターシャならではの言葉です。

動物と一緒に暮らしてみると、動物も人間も考えることは変わりないのですね。

言葉がなくったって、意志や感情は伝わるのです。

私が、大いに同感した言葉でした。

「何があっても前を向いて」は最終ページに描かれていますよ。

ターシャからの大きなメッセージですね。

挿絵には、アヒルやニワトリ、ハト、ガチョウなどたくさんの鳥たちに囲まれて、女性が前に向かって歩いている絵が描かれています。

辛いことがあっても、思うようにいかないことがあっても、前を向いて歩きなさい。という意味のメッセージです。

その他にも素敵なメッセージがいっぱいあります。

「今、この瞬間を楽しんで。」

「喜びは、身の回りのちょっとしたことの中にも」

「生きているだけでもありがたい―そうおもってみたら?」

「どの季節にも、それぞれのよさがあるわ」

信念をもって、自分がやりたいことを自分の良いと思うことを淡々とやりぬいたターシャならではの言葉ですね。

ターシャ・テューダーの言葉:まとめ

彼女の生き方は、私の心を射抜きました。

ターシャ・テューダー著、ターシャのシンプルメッセージ「何があっても前を向いて」には、心に染み入る言葉の数々がちりばめられています。

私は、ターシャのように庭作りはできませんが、自分が思うように生きてみようと心に決めました。

ターシャ亡き後、ターシャが創り上げたコーギーコテージは、お孫さんご夫妻が管理し、庭や森を守っています。

いつかターシャが創り上げた庭にたって、ターシャの想いを感じたいですね。

今は、ターシャが残してくれた絵画とメッセージからターシャの想いをうけとります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。