
こんにちは!もめんです。
画像編集ソフトCanvaで、またおもしろい機能をみつけましたよ。
それは、ライン(線)機能のなかのエルボーライン。
エルボーラインをつかって描いた線を、他の線や画像と組み合わせると実におもしろいのです。
活用すればデザインの幅が広がること間違いなし!
本日は、Canvaのエルボーライン機能のつかい方をお話します。
おもしろい発見もありましたので、あわせてご紹介しますね。
Contents
エルボーラインってなに
エルボーラインは、Canvaで線をかくときの機能で、ライン(線)タイプのひとつです。
Canvaでは、ライン(線)をひくときに、ストレート(直線)と、エルボーラインのどちらかを選ぶことができます。
エルボー(elbow)は、肘または肘のように曲がった部分のこと。
エルボーラインは肘のような動きを持つ、直線のなかに曲線がくみこまれた線を意味しています。
一本の線のなかに直線の部分と曲線の部分があり、直線と曲線を同時に表現したいときに便利です。
エルボーラインのつかい方
では、次にエルボーラインのつかい方を説明していきましょう。
【1】編集画面に線を表示させます
Canvaの編集画面を開き、画面上でキーボードの「L」を押して線を表示させましょう。

【2】ラインタイプをクリックします
次に編集画面うえのボタンから「ラインタイプ」をクリックしましょう。

【3】エルボーラインをクリックします
ラインタイプには、ストレートとエルボーラインの2種類があります。
通常はストレートラインになっています。
「エルボーライン」を選んでクリックしましょう。

エルボーラインをクリックすると、下の画像のように表示がエルボーラインに変わりましたね。

【4】先端の〇の部分をクリックして動かしてみましょう
線の先端にある〇を動かすことで、直線からエルボーラインに変化します。
さらに先端の〇の部分を上下左右に動かすことで形や方向が変わります。

【5】線のスタイルをみてみましょう
編集画面うえの左から2番目の「線のスタイル」ボタンをクリックします。
デフォルトでは、実線、線の太さ(4)、角の丸み(24)となっていますね。
画面には全体が実線で、2カ所に丸みのあるライン(線)が引かれています。

【6】線を太くしてみましょう
線の太さ「4」を「23」に変えてみました。
線の太さのレベル表示の〇の部分を左右に動かすか、直接、数字を入力してください。
線が太くなりましたね。

【7】角の丸みを変えてみましょう
角の丸みを「24」から「1」に変更してみました。
角の丸みが取れて、直角に近いカーブになりましたね。
このようにして角の丸みを大きくしたり小さくすることができます。

【8】線の色を変えます
線の色を変えることができます。
色を変えるときは、編集画面うえの左端にある「カラー」ボタンをクリックしましょう。
クリックすると左側にカラーパレットが表示されます。
カラーパレットからお好きな色を選択してクリックしてください。
今回は、ライトブルー#38b6ffに変更しました。

エルボーライン応用編
つかい方の基本がわかったら、エルボーラインを使うとどんなことができるのか試してみましょう。
さまざまな線や図形と組み合わせるとおもしろいですよ。
エルボーラインとさまざまな線を組み合わせる
線のスタイルを「破線」や「点線」に変えたり、角の丸みを変えることでさまざまな線が描けます。
地図や路線図を描くときなどに活用できそうですね。

下の画像は、ストレートライン(直線)とエルボーラインを組み合わせて描いた花のイラストです。
真ん中と右の花は、Canvaアプリのなかの描画機能からハイライターで色付けしました。

どのようにして描いたのかというと、下の画像の順番にエルボーラインとストレートライン(直線)をかいていきます。
最後に小さなまる(円)を真ん中に添えればできあがりです。

エルボーラインと図形を組み合わせる
では、次にエルボーラインと図形を組み合わせてみましょう。
エルボーラインと図形を組み合わせると、おもしろい現象が起きることを発見しました。
下の画像をご覧ください。
エルボーラインの先端が、円の中心点と交わると角が1つだけの線に変わるんです。
丁度、傘の柄の部分のような形に。

おっ・・と、一瞬目を疑いますが、角が一つだけの線になり、さらに線と図形が一体化します。
一体化するので、円を動かすと線も一緒について動きます。
実におもしろい現象ですね。
この現象は、円だけでなく四角や三角、星形の図形などでも同じ現象が起きます。
もうひとつ、画像と組み合わせて下の画像のようなイラストも作成してみましたよ。
四角形とエルボーラインを組み合わせています。

まとめ:Canvaエルボーラインをつかってみよう
今日は、Canvaのエルボーラインのつかい方と、エルボーラインを使ってどんなことができるのかということをお話させていただきました。
みなさまも、ストレートライン(直線)とエルボーラインを組み合わせたり、線の太さや角の丸み具合を変えたり、カラーを変えたりするなどいろいろと試してみていただければ幸いです。
この記事がみなさまのお役に立てますことを願っています。
なお、文中でふれました「Canvaの描画機能」については、こちらの記事にまとめてあります。
こちらも参考になさってください。
本日も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。
次回もお楽しみに♪